
浅間隠山(あさまかくしやま)
・標高:1,757m
・所在地:群馬県吾妻郡東吾妻町、長野原町
・東吾妻町や中之条町から見ると「浅間山」が隠れて見えることが山名の由来
・山頂からは「浅間山」をはじめ北アルプスや上越国境の名峰が眺められる
・日本二百名山、関東百名山
真冬に突入し、新潟県は安定の荒天(笑)。隣県の山に行こうということで、「浅間山」を近くで眺めるお手軽な山に二つ登ってきました。
一つ目は群馬県の「浅間隠山」。二つ目は長野県の「小浅間山」。どちらも登りやすく、短時間でサクッと登り下りできるので1日でどちらも登るダブルヘッダーとなりました。
今回は「浅間隠山」に、最も人気のある「二度上登山口」からのコースで登ってきた記事です。その山名のとおり、東吾妻町や中之条町から見ると「浅間山」が隠れて見えなくなるそうですが、山頂からは逆によく見えます。
何年か前の夏、他の山からの帰りに寄って登ったことがあるのですが、その時は山頂に着いてもガスのため浅間山は隠れたままでした(笑)。今回はその時のリベンジ登山です。
駐車場情報
群馬県道54号長野原倉渕線上に「二度上峠(にどあげとうげ)登山口」と駐車場があります。
カーブの膨らんだエリアが駐車場になっています。駐車可能台数は10台程度。夏期は簡易トイレが設置されますが、冬期は撤去されるので、事前に道の駅やコンビニでトイレを済ませてから行くと良いです。
ここが満車の場合は、北軽井沢方面へ少し歩くと、数台分の駐車スペースが2か所あります。

駐車場から倉渕町方面へ少し下った先に「二度上峠登山口」があります。冬期は路面が凍結していることが多いので、車に注意してコケないように歩きましょう。
この日のコース(ピストン)

二度上峠登山口 ⇒ 北軽井沢分岐 ⇒ わらび平分岐 ⇒ 浅間隠山山頂 ⇒ わらび平分岐 ⇒ 北軽井沢分岐 ⇒ 二度上峠登山口
往復距離:5.0km 累積標高差:(上り、下り)480m
無雪期の標準コースタイムは、往路1時間45分、復路1時間20分です。
※往復距離と累積標高差は概測
※コースタイムに休憩時間は含まれていません
※積雪期は無雪期よりも時間がかかることが多いので、余裕を持った計画を立てましょう
二度上峠登山口 ⇒ 北軽井沢分岐

ここからスタート。

登山届のQRコードがありましたが、この付近では電波が入らなかったので提出できず…ここに来る前に麓で電子申請するのがよいですね。

序盤は緩やかな道を登っていきます。

その後少し傾斜が強まってきますが、それほど急な箇所はありません。

急な箇所はつづら折りになっているので、正月太りで弛んだ体にはとてもありがたかった(笑)

尾根へ上がります。


雪は少なく傾斜が緩やかなのでツボ足で登っていきました。

「北軽井沢分岐」。ここで「駒髪山」からの道と合流します。


「北軽井沢分岐」から先はしばらくなだらかな道が続きます。
北軽井沢分岐 ⇒ わらび平分岐 ⇒ 浅間隠山山頂

もう少し雪があると思っていたので雪山用グローブを着けて登っていましたが、この日は雪も少なく、結構暖かくてオーバースペックでした。途中で外して素手で登りました。

こんな道のゆるゆる雪山ハイキングが大好物です。


ゆるゆるが終わって坂がちょっときつくなってきました。


深いところで踝よりちょっと上程度ですが、徐々に雪も深くなってきてツボ足だとズルズル滑るようになってきました。

というわけでチェンスパ装着。

チェンスパのおかげでめっちゃ快適に登れるようになりました。

「わらび平分岐」に到着。

山頂が見えてきた。

山頂に着くまで「浅間山」を見ないようにしようと思っていたのに、冬は見通しがよくなるのでちょっと見えちゃいました。


前回はガスガスで分からなかったけど、山頂手前ですでに丸見え。

ゆるゆる登って山頂に到着。山頂はまずまずの広さです。
浅間隠山山頂 ⇒ 二度上峠登山口

山頂からは「浅間山」が良く見えます。ガスガスだった前回とは大違いで感動しました(笑)

塗装が半分くらい剥がれてちょっと見にくいけど山座同定盤あります。

山頂中央にある祠。

「浅間山」をズームで。後方に見えるのは「黒斑山」。

薄っすらと「富士山」も見えました。

谷川連峰など上越国境の名峰がズラリ。

浅間山の左奥には中央アルプスや八ヶ岳、右奥には北アルプス等が見えます。

景色をしばらく堪能し、下山します。

積雪がある道はチェンスパを履いているのでサクサク下れました。


後半は雪が少なくなってきたので、チェンスパを外してツボ足で下山。



下山は雪の状態がちょうどよく、あっという間に道路まで戻ってきました。おしまい。
「小浅間山」の記事は次回へ。
浅間隠山の感想
「浅間隠山」は天気の良い日にリベンジしたら、とても眺望が良くて最高でした。夏期に登った時も歩きやすいと感じましたが、冬は草木が枯れて見通しもよく、スパイクも履いていたので下りは特に楽でした。しっかり装備があれば雪山初心者にもお勧めの山です。
登山道に危険個所はほとんどありませんが、駐車場までの車の運転は気を付けましょう。冬の峠道はスタッドレスタイヤ装着、タイヤチェーンも念のため持っていくのが良いでしょう。
この日使用したアイテム
MILLET(ミレー) ティフォン50000 ウォームストレッチジャケット
秋冬の山では防水性、耐風性、保温性のあるジャケットが必須です。
Karrimor(カリマー) バックパック cleave 30
ロールトップタイプのバックパックですが、前面ジップから荷室へアクセスできます。ショルダーハーネスにボトルホルダーやアタッチメントループがあり便利です。900gと軽量。
「THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル900ml FFX-900」
暖かい飲み物、冷たい飲み物を長時間保温できる最強の水筒。沸騰させたお湯を入れて行けば、バーナーを持って行かなくても山でカップ麺や温かい飲み物を楽しめます。
「snowpeak チタンダブルマグ 300 フォールディングハンドル」
ダブルウォール構造で熱を伝えにくくなっており、温かい飲み物は冷めにくい。冷たい飲み物は温くなりにくく、結露も出にくい。チタン製のため軽量。