3PEAKS

新潟県在住のんびり山歩き 初心者、中級者向けおすすめ登山ルート、登山口情報、コースタイムなど

北アルプス「爺ヶ岳」で稜線歩きを楽しむ(柏原新道ピストン)

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爺ヶ岳(じいがたけ)

・標高:2,670m

・所在地:長野県大町市、富山県中新川郡立山町

・南峰、中峰(本峰)、北峰の3峰からなるり、最高峰は中峰の2,670m

・山頂手前には営業小屋の「種池山荘」がある

・登山適期は例年6月~10月

 

「爺ヶ岳」は長野県と富山県の県境にあり、北アルプス(飛騨山脈)の後立山連峰に属します。その名前は残雪期に現れる”種蒔きをする老爺の雪形”が由来とされています。

夏期の「爺ヶ岳」(柏原新道)は北アルプスの中でも比較的登りやすく、稜線上から眺める景色は晴れていればとても素晴らしいものがあります。

この日は新潟県も熱中症警戒アラートが発せられる真夏日。少しでも涼しげで天気が良さそうな山に行こうということで、”柏原新道”をピストンしてきました。

 

 

駐車場情報

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この日は立山黒部アルペンルート「扇沢駅」の整備された有料駐車場を利用しました。1,000円/日かかりますが、きれいな水洗トイレと飲料の自動販売機があります。

 

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当初は登山口に近い無料の市営駐車場を利用するつもりで出発したのですが、色々とトラブルが発生して到着が遅れてしまい、扇沢に着いた頃にはどこも満車状態でした。

 

この日のコース

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柏原新道登山口 ⇒ 種池山荘 ⇒ 南峰 ⇒ 爺ヶ岳中峰(山頂) ⇒ 北峰 ⇒ 中峰 ⇒ 南峰 ⇒ 種池山荘 ⇒ 登山口

 

往復(周回)距離:13.5km 累積標高差:(上り)1,650m(下り)1,650m

標準コースタイム(夏期)は、往路4時間50分、復路4時間00分です。

 

※往復距離と累積標高差は概測です

※北峰~冷池山荘までの数値は含んでいません

 

 

 

柏原新道登山口 ⇒ 種池山荘

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扇沢駅の駐車場から大町アルペンラインをテクテク下って登山口へ向かいました。のんびり歩いて20分くらい。涼しげに流れる水を眺めながら扇沢橋を渡ります。

 

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扇沢橋のたもとにある”柏原新道”登山口へ。管理小屋横に登山相談所(登山シーズン限定)のテントが設置されていたので、ここで登山届を記入していきました。

 

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山小屋からのお知らせや注意事項が書かれた看板があるので、確認して行きましょう。もともと山荘の宿泊に予約は必須ですが、コロナ禍ではテント場も事前予約が必要な山が増えています。事前にWebサイト等で情報を確認しましょう。

 

 

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それではスタート。序盤はつづら折りの登りが続きます。割と急な箇所もあるので、あまり急がずにゆるゆる登ります。

 

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木の根が張り巡った道が現れますが、それほど歩きにくい感じはしません。そういえばここら辺ですれ違ったベテランさん達が「ネズコがどうのこうの」と話していたので、「鬼滅の刃」の話でもしているのかと思いましたが、「ネズコ」という木の話だったのですね。

 

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その後に出てくる小さな木段がちょっと苦手な箇所。個人的に足のサイズや歩幅が合わないです(笑)

 

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青空で気持ちがいい。気温もこの時点で18℃と快適でした。

 

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「八ツ見ベンチ」に到着。ここでちょっと一休み。登るのは2回目でしたが、「八ツ見」って何だろう?と未だに分からないので登山相談所で聞けばよかった。でもすぐ忘れてしまう。

⇒”天気が良いと「八ヶ岳」が見える場所”との情報をいただきました。ありがとうございます!

 

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”柏原新道”は「種池山荘」の管理人だった柏原正泰氏が苦労して開拓した登山道で、現在も山荘が小まめに手入れしてくださっているようです。全体的にしっかりと整備されていて、道も迷いようが無く登りやすいです。

 

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要所要所で親切な注意書きがあるので確認しながら歩きます。

 

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途中、片側が切れ落ちた幅の狭い箇所もあります。注意して歩きましょう。

 

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徐々に見晴らしの良い所が増えてきます。「鳴沢岳」と「岩小屋沢岳」。あっちもいつか縦走してみたい。

 

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後方には「針ノ木岳」と「蓮華岳」、下の方にスタート地点の「扇沢駅」が見えます。

 

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ケルンが2か所あります。

 

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再び樹林帯へ。日差しを避けられたのでまだマシでしたが、徐々に気温が高くなり蒸し暑くなってきました。汗ダラダラ。

 

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「石畳」と呼ばれる岩の多い道が続きます。濡れていると滑りやすいので気をつけて歩きます。

 

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岩の多い道から、「水平道」というとてもなだらかで歩きやすい道に変わります。いやぁ、なだらかな道って本当に気持ちがいいですね(笑)

柏原新道も後半に入ります。

 

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「アザミ沢」。この辺りは秋にはアザミが沢山咲くそうです。

 

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「種池山荘」もだいぶ近づいてきました。

 

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「ガラ場」手前の注意書き。

 

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雪渓を渡ります。ステップカットしてあったのでツボ足でも渡れました。ありがたいですね。落石が多い箇所なので、上方に注意しながら速やかに渡ります。そこに至る細いザレ場も滑りやすいので気をつけて歩きます。

 

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雪渓を渡り切りました。

 

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オニユリがちょっとだけ咲いていました。

 

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勾配が上がってきます。

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「鉄砲坂」が始まります。山荘まではあと15分と書いてあります。

 

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山荘までもうちょっとなので頑張って登ります。

 

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山荘手前。コバイケイソウが沢山咲いていました。

 

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「種池山荘」に到着!後半は暑くて汗ダラダラかいたので、山荘で冷えたコーラを買って休憩。ちなみにこの「種池山荘」は焼きたてピザが食べられることで有名です。提供時間前だったので、山荘前にはピザ待ちと思われる人が沢山休憩していました。

 

 

種池山荘 ⇒ 爺ヶ岳山頂

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この「種池山荘」が分岐にもなっていて、「針ノ木岳」方面にも進む道が続いています。「針ノ木岳」方面も魅力的ですが、今回は日帰りなので景色だけ眺めておきます。

 

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上空の雲が気になりますが、「爺ヶ岳」へ向かいます。

 

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草原とコバイケイソウがとても綺麗。

 

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足元を見るとチングルマも沢山。

 

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少し登った所から山荘方面を振り返ると、後方に「立山」と「剱岳」。

 

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「鹿島槍ヶ岳」は雲がガッツリ。

 

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「爺ヶ岳」も雲がかってきましたが、稜線上は涼しい風が吹いていて気持ちよく登ります。

 

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3つのピークからなる「爺ヶ岳」。最初の南峰までもうちょっと。

 

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南峰手前で人が固まって動かないなぁと思い近づいてみると、雷鳥がいました!約2年ぶりに雷鳥と出会えました。

 

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かわいい。。。草むらに消えるまでしばらく雷鳥を眺めて癒されました。

 

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雷鳥に癒されながら南峰頂上に到着!種池山荘から南峰までは標準コースタイムで約40分です。なお、頂上には寄らずに先へ進む道もあります。

 

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ちょっと雲が多かったですが、頂上からの見晴らしはとても良いです。お腹が空いてきたので、これから行く中峰と北峰を眺めながらご飯休憩。

 

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夏は暑さ対策で、凍らせたペットボトル飲料を保冷バッグに入れて持っていきます。山頂でキンキンに冷えた飲み物を楽しむのが癖になります。

 

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それでは最高峰の中峰へ向かいます。

 

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ガスが多いものの、谷底から吹きあがってくる風がヒンヤリしていてとても気持ちが良かったです。

 

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中峰も南峰と同様、頂上に行くこともできますし、巻き道で迂回することができます。

 

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「爺ヶ岳」最高峰の中峰(標高2,670m)に到着!南峰から標準コースタイムで15分です。残念なことにガスガスで眺望なし(笑)

 

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最後に北峰へ向かいます。日帰りの場合、北峰に寄らない人も多いです。

 

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中峰から北峰までは標準コースタイムで20分です。

 

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北峰に向かう途中、左手を眺めると黒部峡谷とその奥の立山連峰に光が差してきれいでした。

 

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ちなみに最後の北峰は、植生保護エリアなので頂上まで登れません。GPSマップを見ながら、だいたいここら辺かな?という場所で見上げた写真。

 

 

(おまけ)爺ヶ岳山頂 ⇔ 冷池山荘

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北峰で折り返す予定でしたが、ガスが多くてかなり不完全燃焼。体力的にも時間的にも余裕があったので、もうちょっと先へ足を延ばしてみました。

※爺ヶ岳北峰から先の山行は、上述の距離や標高差、コースタイムに含まれていません。

 

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相変わらずガスが凄くて、「鹿島槍ヶ岳」どころか「冷池山荘」すらも見えません。。。

 

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色々とすっ飛ばして、「赤岩尾根分岐」まで来ました。右に行くと「赤岩尾根」経由で大谷原に下るコースです。

まだ余裕があったので、とりあえず行ったことの無い「冷池山荘」まで行こうと、真っ直ぐ道なりに進みました。

 

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樹林帯に入って少し登って行きます。

 

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「冷池(つめたいけ)山荘」に着きました。

 

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お腹が空いてきたので、山荘でカレーを注文。

 

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レトルトでしたが、山荘前のベンチで素敵な景色を眺めながらなので、めちゃんこ美味しかったです。

 

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一瞬、「鹿島槍ヶ岳」まで行ってみようかなとも考えましたが、とても疲れそうだったので即やめました(笑)行くなら泊まりですね。

 

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冷池。

 

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では、「種池山荘」へ戻ります。

 

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自分で歩いてきた道のりですが、なかなか遠いな(笑) 

 

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北峰へ向かう途中で振り返ると、さっきはガスで全然見えなかった「冷池山荘」と奥の「鹿島槍ヶ岳」。

 

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「赤岩尾根分岐」。

 

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天気が良くなると、とても素晴らしい景色が楽しめます。 

 

 

爺ヶ岳山頂 ⇒ 登山口

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雲は多めでしたが、往路よりも景色が遠くまで見渡せました。

 

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復路は巻き道をのんびり。心地よい風も吹き、景色も良いし最高です!

 

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復路も南峰頂上へ寄り道。

 

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南峰頂上から中峰、北峰を振り返る。奥の鹿島槍ヶ岳は再びガスの中。

 

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種池山荘へ下ります。

 

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奥の立山連峰の存在感ハンパない!

 

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種池山荘へ戻り、再び冷えたコーラをGET!この日だけでコーラ2本で800円...駐車場料金やカレーライスなど、この日はちょっと無駄遣いが多かったなぁ。おかげで快適だったけど。ちなみにピザは売り切れでした(笑)

 

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コーラ休憩も終わったので下山します。

 

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コバイケイソウの群生。

 

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下りも富士山見えず。

 

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細くてザレた道。この日一番慎重に歩きました。

 

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往路では人が多くて座れなかった「石ベンチ」

 

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「石畳」。往路よりも乾いていて歩きやすかったです。

 

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「駅見岬」。スタート地点の「扇沢駅」が見えます。ここら辺から暑くて再び汗を沢山かきました。

 

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歩きやすい道が多いので、テンポよく下ります。

 

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登山口まで戻ってきました。その後、20分ぐらいかけて「扇沢駅」まで登り直し(笑)、駐車場へ戻りました。おしまい。

 

 

爺ヶ岳の感想

「爺ヶ岳」は山頂や稜線からの見晴らしの良さときれいな景色、登山口へのアクセスの良さと柏原新道の登りやすさ等から、日帰りできる北アルプスの山の一つとして人気です。

また日帰りだけでなく、鹿島槍ヶ岳や針ノ木岳など後立山連峰の縦走中間地点としても人気で、山小屋泊やテント泊をする人も多いです。往復で標準コースタイムが9時間程度かかるので、ゆっくりペースで登る人は宿泊した方が無難です。

とても良い景色の爺ヶ岳(というか北アルプス)ですが、午後にはガスが上がってきやすいので、日帰りの場合はなるべく早い時間に登り出すことをおススメします。駐車場も良い場所をGETしやすいですし。

 

この日立ち寄った温泉

「湯けむり屋敷 薬師の湯」。大町温泉郷で唯一の日帰り温泉施設とのことで登山客に人気です。

 

この日使用した主な道具

SPORTIVA(スポルティバ) トランゴ TRK GTX

アルパインブーツを多く出しているSPORTIVAによる軽量のトレッキングブーツ。片足600g未満とライト系でありながら、岩場の多い山にも対応しているのでおススメ。

 

ISUKA(イスカ)フォールドアップクーラー L

使用しないときはコンパクトに畳める保冷バッグです。凍らせたペットボトル飲料を保冷剤代わりに入れれば、長い山行時も炭酸飲料を冷たいまま持ち運べます。

 

東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付

簡単にONとOFFを切り替えられ、カラビナもついているので便利です。音はガチャガチャしておらず、余韻の残る澄んだ音色です。

 

ハッカ油スプレー

虫よけに使用します。自分は露出している肌だけでなく、ウェアや帽子などにもスプレーします。帽子のツバにスプレーしておくと、顔の周りにあまり寄ってこないです。なお、顔へ直接スプレーすると目に入って痛い思いをするので、手にとってから塗ると良いでしょう。