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角田山「宮前コース(非公式)」で登り納め

角田山(かくだやま)

・位置:新潟県新潟市西蒲区

・標高:481m

・巻観光協会による公式登山コースは7つ

・「宮前コース」は私有地から登る非公式コース

・例年1月、2月は積雪期となる

角田山MAP(巻観光協会オフィシャルサイトより)

角田山MAP(巻観光協会オフィシャルサイトより)

角田山にはオフィシャルコースと呼ばれる7つのコースがありますが、今回の「宮前コース」は上の図で「灯台コース」と「湯之腰コース」の中間にある非公式コースです。私有地から登るため、注意点がいくつかあります。

この日は午後に少し時間がとれたので、大寒波がやってくる前に今年の登り納めとして行ってきました。

 

 

登山口情報

「宮前コース」の駐車場は、新潟市西蒲区の「農産物直売所かくだ村」を利用します。私有地なので、満車の場合は無理に駐車してはいけません。また、直売所を利用する人が優先なので、登山目的の人は混む時期や時間帯を避けましょう。

直売所で農産物を販売している時は、なるべく購入しましょう。自動販売機もあるので、飲料を購入することもできます(冬期は稼働していません)。

 

ここが混んでいる場合は、少し離れた角田浜の無料駐車場から20分歩けば着くので、そちらを利用しましょう。公衆トイレもあります。 

 

この日のコース

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宮前コース登山口 ⇒ 分岐 ⇒ 角田山山頂 ⇒ 観音堂 ⇒ 山頂⇒ 分岐 ⇒ 宮前コース登山口

往復距離:5.7km

累積標高差:(上り/下り)550m/550m

 

登山口~山頂の標準コースタイムは、上り1時間45分、下り1時間30分だそうです。

※往復距離と累積標高差は概測

※山頂~観音堂の距離と標高差は含んでいません

 

 

登山口~6合目

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この看板が立っている所からスタートです。看板は新潟市西蒲区からの警告が書かれていて、”ここから登っちゃダメだよ。私有地だよ。公式のコースから登りなさい。”みたいな事が書かれています。すみません。ここから登ります。

 

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利用する人のマナーが悪いと閉鎖されてしまうのではないかと心配しています。

 

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序盤は本当に緩やかな道が続きます。

 

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時々ちょっとした登りがある程度でほんと緩やか。

 

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登山というよりお散歩という感じでのんびり歩いていきます。

 

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「越前浜発祥の地」と書かれた標識があります。行ったことがありませんが、右へ進むと何かあるようです。今回もスルーして真っ直ぐ進んだので、未だに確認していません(笑)

 

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相変わらず緩やかな道を歩いて、早くも3合目に到着。

 

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この日は曇り空でしたが、少し青空が見えてきました。

 

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緩やかですが、何度かアップダウンがあります。

 

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坂が急な箇所にはロープが張られています。

 

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6合目に到着。三角点があります。広い場所でベンチがいくつか設置されています。以前登った時よりもベンチが増えたような。

 

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このコースで一番の休憩ポイントです。木々に囲まれていますが、この時季になると葉が落ちて周辺の景色や海も見えます。

 

 

 

 

6合目~山頂

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それでは先へ進みます。また少し下ります。

 

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6合目を過ぎると徐々に傾斜が上がってきます。

 

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少し下って7合目。

 

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7合目を過ぎるとロープが張られた急登個所も増えてきます。

 

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細尾根に作られた8合目の標識とベンチ。お一人様用ですね。

 

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この細尾根歩きも宮前コースの魅力?です。

 

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見晴らしの良いポイントもあります。水鳥のメッカ「佐潟」も見えます。


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しばらく急登が続き

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 「湯之腰コース」と合流します。

 

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「湯之腰コース」との合流後は坂はなだらかになります。

 

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数日前に降った雪が残っていました。

 

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角田山山頂に到着!

 

 

 

 

山頂~観音堂~下山へ

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山頂に着いたら、何となくとりあえず小屋と山頂標識に行かねば。

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山頂標識。小屋は扉を開けて換気しながら利用している人がいました。

 

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で、毎度お約束の景色を眺めに稲島コースの観音堂へ向かいます。

 

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観音堂に着きました。ちょうど青空が広がってくれました。さすがに冬になると人が少ないですね。すれ違った人も10人程度でした。コーヒーを飲みながらまったりと景色を眺めて少し休憩。一年間の振り返りをしながら(笑)

 

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さて、山頂へ戻ります。

 

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「宮前コース」と「湯之腰コース」はこの銅像の裏です。夏場になると草木に覆われてコースが見えにくくなるので、目印になります。

 

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ちなみに今日は「湯之腰コース」から登ろうと思っていたのですが、土砂崩れで登山道が崩落しているとの情報があったため、急遽「宮前コース」に変更したのでした。ちゃんと通行止めの注意書きが張られていました。

 

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下山はとにかく滑ってコケないことだけ注意します。登り納めで泥だらけにはなりたくないので。

 

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「湯之腰コース」との分岐。ここには通行止めの注意書きがありませんでしたが、間違って行ってしまう人いないかな?

 

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急坂が終わったら、あとはなだらかな道をゆるゆる下っていきます。

 

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「かくだ村」に戻ってきました!おしまい。

今年も1年無事に山登りできました。ありがとうございました。皆さん、良いお年を!

 

 

 

角田山 宮前コースの感想

角田山「宮前コース」は6合目までは緩やかな坂が多く、歩きやすい道が続きます。でも7合目からは細尾根の急登が多くなるので、注意して歩きましょう。特に下りは滑りやすいので、ロープが設置してある箇所は慎重に。

個人的には、単純な登りだけでなくアップダウンもあり、細尾根歩きもあったりで、「灯台コース」の次に好きなコースです。

あくまで私有地を通る非公式コースなので、マナーを守って謙虚な気持ちで利用させてもらいましょう。

 

 

 

【角田山のその他のコース記事】


この日使用した主な道具

BLACKDIAMOND(ブラックダイヤモンド)  クラッググローブ

岩場やロープ・鎖場が多い山では、グローブをしていると手を保護できるし、滑り止めが効いて掴みやすいです。

 

サロモン TRAILBLAZER20

超軽量バックパックです。今回のように狭い箇所を通過する日帰りトレッキングの場合は、コンパクトな装備で行くと楽です。

 

THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル900ml FFX-900

暖かい飲み物、冷たい飲み物を長時間保温できる最強の水筒。暑い日は氷を沢山入れて持っていきます。

 

snowpeak チタンダブルマグ 300 フォールディングハンドル

ダブルウォール構造で熱を伝えにくくなっており、温かい飲み物は冷めにくい。冷たい飲み物は温くなりにくく、結露も出にくい。チタン製のため軽量。