
古峰山(こがらさん)
・所在地: 新潟県南魚沼市
・「巻機山」の西に位置する標高710mの山
・急登や岩場、ロープ、梯子等があり、標高のわりに登りごたえがある
・紅葉の穴場として近年人気が高まっている
・例年の紅葉適期は10月中旬~11月上旬
「古峰山」は新潟県南魚沼にあり、日本百名山の「巻機山」の西に位置する里山です。「こがらさん」と読みます。
最近は紅葉の穴場として人気が高まっていて、近くの「裏巻機渓谷」とダブルヘッダーで楽しむ人もいるようです。
11月中旬、今年の紅葉ピークはもう過ぎていましたが、久々に天気の良い休日だったので登ってきました。
※先日雪が降ったので、来秋の参考程度にご覧ください
駐車場情報
「古峰山」はまず登山口に辿り着くまでがちょっと難易度高いです。地元の慣れている人にはなんてことないのでしょうが、土地勘が無い人は迷うことが多そうです。今回利用した登山口への入口は、GoogleMapではだいたいこの位置です↑

この分岐は道なりに右方向へ。案内図がありますが、見てもいまいち分かりません。

途中からこんな感じの細い農道になるので、運転が苦手な人は慣れている人に連れて行ってもらいましょう。対向車が来た場合に備え、待避スペースを確認しながら進むと良いです。

ここが入口。舗装路から砂利道に変わります。

入口からガタガタの道を数分走ると駐車場に着きます。最低地上高の低い車だと、腹を擦るかもしれませんのでご注意ください。駐車場は多くて4~5台くらいしか駐車できません。
この日のコース

駐車場 ⇒ 第一展望台 ⇒ 第二展望台 ⇒ 古峰山山頂 ⇒ 分岐 ⇒ 馬止め ⇒ 巨木 ⇒ 巨岩 ⇒ 看板、案内図 ⇒ 駐車場
往復距離:4.3km 累積標高差:(上り)400m(下り)400m
標準コースタイムは、往路0時間40分、復路1時間20分です。
※往復距離と累積標高差は概測
駐車場 ⇒ 第一展望台 ⇒ 第二展望台

駐車場前の登山口からスタート。「台原コース」⇒「学校林コース」の反時計回りで周回する計画。なお、時計回りで周回する人も多いようです。
「学校林コース」から山頂を目指すと距離が長いので、時間が無い場合は「台原コース」ピストンがよいでしょう。

最初は薄暗い杉の樹林帯。南魚沼の山なので、クマが出てこないかちょっと不安。特に最近は家族が不安がるので、熊鈴だけでなく熊スプレーも毎回持たされています。

少し歩くと植生が変わります。

登っていくたびに紅葉が増えてきて期待が高まります。

青空でとても気持ちが良い!

少し登ると見晴らしの良いポイント。紅葉の山々と棚田が広がる景色が素晴らしい。

急坂をグイグイ登っていきます。

「第一展望台」に到着。

展望台からは、先ほどのポイントよりも広く景色が見渡せます。

先へ進みます。

第一展望台を過ぎると、ロープが設置されている急坂箇所が増えてきます。

赤、黄、緑、青など色が沢山あって楽しい。

でも坂はきつい(笑)

「第二展望台」に到着。奥にそびえる雄大な山は「巻機山」。
第二展望台 ⇒ 古峰山山頂

時折、幅が狭く足を踏み外したら危険な箇所あります。

風は冷たいものの、日が当たってポカポカしてきました。

奥に「巻機山」を眺めながら歩く稜線が楽しい。険しい山容と冬の厳しい環境のせいか、尾根上は高い木がありません。

アップダウンが多少あります。足場の悪い岩は下るとき特に注意。

大きな岩を乗り越えるポイントでは梯子もありました。

梯子は岩にしっかり固定されていて安心。しかも金具はまだ真新しかったです。

登る前はのんびりハイキング気分だったのですが、なかなかスリリングで登りごたえある!

ロープが設置されている箇所も、いくつあったか忘れるほど多い。

ここを登れば山頂。


「古峰山」山頂に到着。標高710mです。
古峰山山頂 ⇒ 分岐 ⇒ 馬止め

「古峰山」山頂は広くありませんが、眺望は素晴らしいです。

南魚沼の街並みまで見渡せます。

北方面を見ると、奥に「金城山」の特徴的な岩壁が見えました。「金城山」も急坂が多く、下山は特に手こずります。

谷川連峰、苗場山、飯士山なども。

登ってきた道と麓の景色。

山頂で景色を眺めながら一服。ではそろそろ周回ルートで下山しましょうか。「巻機山」の方向へ進みます。

多少アップダウンがありますが、しばらく景色を楽しめながらの稜線歩きが続きます。

たまに思い出したように急坂がありますが(笑)

ある程度進んだところで山頂方面を振り返ったところ。

この先辿ることになる道もはっきり見えて楽しい。

紅葉もまだ楽しめました。来年以降、ピークの時にまた登ってみたい。


楽しい稜線歩きもそろそろ終わり。

この標識が分岐の目印。

のんびり稜線歩きから、急に激下りの道になります。

ロープがあって助かります。というか、無かったら結構危険な箇所も。

こちらはあまり日差しが当たらないせいか地面は湿っていることが多く、落ち葉と相まって滑りやすいです。ロープに何度助けられたことか…

急坂がようやく終わって(と言うほど長くないですが)、道がなだらかになると「馬止め」に到着。昔はここまで馬で登ってきたのでしょうか。
馬止め ⇒ 駐車場

「馬止め」から下方は一気にゆるやかな道になります。

杉の樹林帯がきれいでした。

途中、大きな杉の巨木あり。何か名前はついていないのだろうか。


さらに下ると巨岩がありました。あまり下調べしていなかったので知らなかったですが、なかなか見どころ多い山です。周回にして正解でした。


徒渉ポイントもいくつかあり。ここは橋が設置されていました。



別の登山口の案内図と看板があります。この付近に駐車して登っている人もいました。

中越地方の名峰の登山口でよく見かける「越後の山花シリーズ・越後の名峰シリーズ」看板。「古峰山」にもあったのですね。

林道を下っていくと、ピンクテープが目印のポイントで沢の方向へ曲がります。

沢へ下ります。工事車両が通った跡があって歩きやすかったです。

その後、沢を渡って対岸へ。上の写真は渡った後に撮ったものです。土嚢の上を渡れたので楽でしたが、無かったらちょっと面倒そう。

その後は分かりにくいルートをピンクテープを目印に登り下り。ヤマレコで軌跡をダウンロードしていなかったら迷っていたかも。


「学校林コース」はなだらかな樹林帯が長いですね。

正確に言うと、この道は「台原」と「学校林」の連絡通路らしいです。

途中、棚田の景色が眺められるポイントがありました。普段田舎に住んでいる人間が見ても素敵な景色でした。

車で通った道に出ました。ここにまた別の登山口がありました。

その後、無事にスタート地点の駐車場へ戻りました。最後まで青空で紅葉を楽しめました。おしまい。
古峰山の感想
「古峰山」は標高や距離から大したこと無い山と思われがちですが、急坂やロープ、岩場、徒渉などもあるので色々な登山要素が詰まった楽しい山でした。山頂や展望台からの眺望もとても良かったです。紅葉もピークが過ぎていたらしいですが、かなり見ごたえがありました。特に紅葉を眺めながらの稜線歩きが楽しかったです。
難点としては、登山口に辿り着くまでのアクセスと、駐車場の狭さでしょうか。裏巻機渓谷の後に登る人も多いようなので、早い時間帯に行った方がよいかもしれません。
それらを総合的に考えると、あまり初心者向きの山ではないと思います。初心者の場合は、経験豊富な人に連れて行ってもらいましょう。
先日雪が降ったので、今年はもう雪山装備のある人以外は登らない方がよいでしょう。来秋の参考になれば幸いです。
この日使用したアイテム
THE NORTH FACE ベンチャージャケット
薄手の軽量ジャケットです。ちょっと雨が降った時もこれでしのげます。
BLACKDIAMOND(ブラックダイヤモンド) クラッググローブ
岩や木々を掴むような急坂が多い山では手を保護できるしっかりとしたグローブがあると良いです。
東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付
簡単にONとOFFを切り替えられ、カラビナもついているので便利です。音はガチャガチャしておらず、余韻の残る澄んだ音色です。