
京ヶ倉(きょうがくら)
・標高:990 m
・所在地:長野県東筑摩郡生坂村
・短時間で手軽に登れる里山ながら眺望が良く、スリリングな登山道を持つ
・"信州のグランドキャニオン"と言われる景色を上から眺められる
・山頂等で自撮りした写真を道の駅で見せるとバッジがもらえる
長野県は東筑摩郡生坂村(いくさかむら)にある「京ヶ倉」に登ってきました。「山頂で撮った自撮り写真を道の駅で見せるとバッジがもらえる」「信州のグランドキャニオンと言われる景色を眺められる」という情報を聞いて興味を持っていたものの、今まで登っていませんでした。
今回、松本市で用事があったので「ついでにバッジもらってこよう。」という軽い気持ちで登ってきたのですが、想像以上に景色が良くて楽しい山でした。
駐車場情報
登山口は主に2つで、京ヶ倉登山口と下生坂登山口(大城登山口)があります。今回はメインルートの京ヶ倉登山口からピストン。上のMapで示されている位置のゲートに向かいました。
このゲートは出入りするたびに自分で開閉する必要があります。鍵(鎖)があるので、それも自分で解錠、施錠します。

ゲートを通過して細道をしばらく進んだ先に、京ヶ倉登山口と駐車場があります。ここの駐車場は7~8台くらいしか駐車できないようです。ここ以外にも、先程のゲート前の広場に駐車できるそうです。
ゲートから登山口まで歩いても10分ぐらいなので、最初からゲート前の広場に駐車するのもよいと思います。

ちなみに登山口近くに仮設トイレが1基あります。トイレは事前に「道の駅いくさかの郷」で済ませてくるのが一番良いでしょう。
この日のコース(ピストン)

京ヶ倉登山口 ⇒ おおこば見晴らし台 ⇒ 馬の背 ⇒ 京ヶ倉山頂 ⇒ 馬の背 ⇒ おおこば見晴らし台 ⇒ 京ヶ倉登山口
往復距離:3.8km 累積標高差:(上り、下り)450m
無雪期の標準コースタイムは、往路1時間45分、復路1時間10分です。
※往復距離と累積標高差は概測
※コースタイムに休憩時間は含まれていません
京ヶ倉登山口 ⇒ おおこば見晴らし台

到着した時点で霧が凄く、案内図を眺めながらしばらく時間つぶし。

でも霧は全然晴れず。後から到着した人たちがどんどん登っていくので、自分も我慢できずスタート。

尾根に上がるまで細い道が多いです。対向者がいるとすれ違いに困るぐらい細い。足を滑らせないように気を付けて歩きました。

霧で景色が見えない中を黙々と登りました。このまま山頂でも霧だったら嫌だなぁと考えながら、いつもよりゆっくり登りました。

少しずつ岩や、急坂も増えてきました。空も青くなってきたような。

しばらくすると、霧を抜けて青空が!雲海になっていました。

お助けロープが張られている急坂も増えてきます。

空が開けている箇所でふと足を止めると、北アルプスと雲海の景色が凄かったです。

朝陽が眩しくなってきました。スタート時点では寒くて中にライトダウンまで着込んでいましたが、急坂の登りで身体が火照ってきたのでアウターを脱ぎました。

要所要所で階段や梯子があります。しっかり整備されている印象です。

時々間違えそうな道がありますが、ピンクテープを頼りに進めば大丈夫。


こういう励ましてくれる看板好き。

ここ足滑らすと下に落ちます。下りの時、ちょっと怖かった。

「おおこば見晴らし台」に到着。

ここからは蛇行した「犀川」の景色が眺められるはずなのですが、雲海で見えませんでした。これはこれで良い景色。ここでバッジ用の自撮り写真を撮影。
おおこば見晴らし台 ⇒ 馬の背 ⇒ 京ヶ倉山頂

見晴らし台が混んでいたので、写真だけ撮って先へ進みます。

今日一細い道。ロープに手を添えながら進みます。


足元だけじゃなく、頭上も気をつけて歩きましょう。

「稜線もうすぐ」からがちょっと長かったです。

「崩落注意」って怖い…

梯子で「山側をご通行ください」って難しいな(笑)

急登が続きます。

ようやく尾根道へ。


「馬の背」手前で分岐がありました。左は巻き道。右の「馬の背」方面へ。

見晴らしが良くなってきました。


「馬の背」を渡っていきます。

「犀川」を包みこんでいた霧もだいぶ晴れてきました。

「馬の背」終点。最初はこの岩も登るのかと思ってビビりました。

横に巻き道がありました。良かった(笑)

さらに登っていくと最後の梯子。

最後の梯子の後はちょっと難所で、下りの人が通過するのに難儀していました。


山頂手前の岩をよじ登ります。

「京ヶ倉」山頂に到着~。標高990mです。小さいながらも御影石の立派な山頂標識。ここでバッジ用に自撮り写真を撮りました(2枚目)。

山頂は木々に囲まれ、あまり眺望はありません。


北アも最近全然登ってないなぁ。燕岳、大天井岳、常念、蝶もまた登りたい。記事にしているのは燕だけなので、かなり遠ざかっているな…

「犀川」も山頂からは広く見渡せない感じだったので、少し下ったところから眺めてみることにしました。
京ヶ倉山頂 ⇒ 馬の背 ⇒ 京ヶ倉登山口

少し下ったポイントから蛇行する「犀川」を眺めてみました。”信州のグランドキャニオン”と言われるこの景色も見たかったのですが、想像以上に良かったです。

広角で。

奥に雲海も残っていて、幻想的な眺め。

北アもくっきり見えて大満足です。

満足したので下山します。非常食しか持ってきていないので、お腹が空いてきた。

下り渋滞が発生していた急な岩場。意外とすんなり下りられました。

帰りは「馬の背」は通らず、巻き道で下ろうと思っていました。

でも誰も登ってくる人がいなそうだったので再び「馬の背」へ。

ロープが低い位置に張ってありますが、どうやって使うのだろう。

「馬の背」から撮った「犀川」と北アルプス。

尾根道終了。

サクサク下れますが、滑落しないように注意します。

往路では霧で全然見えなかった景色。復路では景色を眺めながら下れました。

無事に登山口へ。

その後、車に乗って下り、またゲートを開け閉め。ゲート前の広場にはこういう感じで駐車するのですね。次回また登る機会があれば、今度はここに駐車しよう。おしまい。
京ヶ倉の感想
「京ヶ倉」は標高1,000mにも満たない里山ですが、馬の背や山頂付近からの眺望がとても良かったです。急坂は少し苦手ですが、ロープや梯子があったりしてそれも楽しかったです。想像していた以上に良い山でした。
また、下山後に訪れた道の駅でバッジとタオルがもらえ、食事もとても美味しかったです。次回はぜひ「灰焼きおやき」を食べたいです。生坂村の観光への力の入れ方に感動しながら帰りました。
下山後に立ち寄った場所
「道の駅いくさかの郷」

バッジをGETしに「道の駅いくさかの郷」へ。バッジを無料でもらうだけでは気が引けるので、野菜と土産を購入。レジで店員さんに、山頂で撮った自撮り写真を提示しました。

もらえるのはバッジだけだと思っていたら、タオルももらえました。これは嬉しい!ちなみに写真には、景色と自分の顔が写っていないとダメらしいのでご注意ください。なるべく広角で撮りましょう。
そして、バッジは山以外にも他に2種類あり、指定された観光地で同じように自撮りした写真でもらえるそう。3つを組み合わせると、生坂村の形になるという優れもの(笑)

お腹が空いたので道の駅にある「かあさん家」へ。名物の「灰焼きおやき」を食べようと思っていたのですが、うどんが美味しそうだったので「煮込みうどん(大盛)」を食べました。野菜が沢山入っていて、平打ち麺と味噌がマッチしてとても美味しかったです。
「やまなみ荘」

下山後に汗冷えしたので、「やまなみ荘」の日帰り温泉を利用させてもらいました。天然ラジウム鉱泉が売りの宿泊施設です。露天風呂は無かったですが、公共の宿ということで入浴料金がリーズナブルでした。
この日使用したアイテム
THE NORTH FACE ベンチャージャケット
薄手の軽量ジャケットです。ちょっと雨が降った時もこれでしのげます。
BLACKDIAMOND(ブラックダイヤモンド) クラッググローブ
岩や木々を掴むような急坂が多い山では手を保護できるしっかりとしたグローブがあると良いです。
東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付
簡単にONとOFFを切り替えられ、カラビナもついているので便利です。音はガチャガチャしておらず、余韻の残る澄んだ音色です。