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ロープウェーで「日光白根山」と「五色沼」へ

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日光白根山(にっこうしらねさん)

・標高:2,578m

・所在地:栃木県日光市、群馬県利根郡

・日本百名山

・ロープウェーで標高2,000m弱まで上がれる

・関東以北で最高峰

・例年登山適期は6月~10月

 

「日光白根山」は栃木県と群馬県の県境に位置する日光連山の最高峰です。別名「奥白根山」とも呼ばれています。関東から北にはここを超える標高の山が存在しないため、”関東以北最高峰の山”としても知られています。

そんな日光白根山ですが、ロープウェー利用で標高2,000m弱から登ることができるため、山頂への単純往復なら比較的容易に登れる百名山の一つとして多くの登山者が訪れます。

グリーンシーズンのロープウェー営業が終了する前に行かねばと、10月下旬に山頂と五色沼を巡ってきました。

 

※日光白根山は活火山です。活火山に登る際は、念のため警戒レベル等を直前に確認しましょう ⇒ 火山登山者向けの情報提供ページ(気象庁)

 

 

駐車場情報(日光白根山ロープウェー)

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「日光白根山ロープウェイ(丸沼高原スキー場)」駐車場に車をとめます。ロープウェー利用者は無料で駐車可能です。

混雑日にはセンターステーション前の駐車場はすぐに満車になってしまうので、その場合は奥にある登山者用駐車場にとめましょう。スキー場の駐車場なので、かなりの台数が駐車可能です。

 

▼公共交通機関でのアクセス

日光白根山ロープウェイのWebサイトに詳しく書いてあります↓

 

この日のコース

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ロープウェイ山麓駅 ⇒ ロープウェイ山頂駅 ⇒ 七色平分岐 ⇒ 日光白根山山頂 ⇒ 五色沼 ⇒ 弥陀ヶ池 ⇒ 七色平 ⇒ 七色平分岐 ⇒ ロープウェイ山頂駅 ⇒ ロープウェイ山麓駅

 

往復距離:9.0km 累積標高差:(上り)1,070m(下り)1,080m

標準コースタイムは、往路2時間20分、復路3時間00分です。

 

※往復距離と累積標高差は概測

※上記数値にはロープウェーの移動分は含んでいません

 

 

ロープウェー ⇒ 七色平分岐

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センターステーション1階には売店とトイレ、更衣室などがあります。登山バッジなどはここで購入できます。

 

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ロープウェイのチケットは2階で購入します。登山ポストもあるので、登山届を提出してからチケットを購入しましょう。乗り場は向かって右奥です。

 

 

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ロープウェーに15分乗って、標高差600mほどを楽々ワープ。

 

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「ロックガーデン」(標高2,000m弱)に到着。奥の建物にもトイレあります。トイレはこの先はありません。

 

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「天空の足湯」「天空カフェ」は今シーズンの営業を終了していました。営業シーズンだと標高2,000mからの景色を眺めながら足湯に入ったり、テラスで飲食できたりします。

 

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敷地奥にあるこの鳥居からスタートです。鳥居の横には靴の洗い場もあるので、下山後に泥を落とせます。

出発前にロープウェー最終時間を確認。最終時間までに戻ってこないと、自力でスキー場を下山しなければならなくなります(笑)

 

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しばらく史跡・自然散策路を歩きます。観光の人たちも訪れるなだらかな道が続きます。

 

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「二荒山神社」があります。

 

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神社を過ぎると”鹿除けゲート”があります。通った後は必ず扉を閉めましょう。

 

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史跡・自然散策路にはこのような案内板が各地に設置してあります。

 

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苔むした樹林帯を歩きます。

 

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散策路の分岐がいくつもあるので、「日光白根山」と書かれた標識を確認しながら進みます。

 

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「不動岩」という大きな岸壁の横を通ります。

 

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「血の池地獄」への道との分岐です。ちなみに「血の池地獄」は「え?これ?」って感じです。

 

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山頂方面は、ここから階段がしばらく続きます。

 

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階段が終わり、またなだらかな道になります。

 

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「大日如来」です。お地蔵さんのような大日如来像が祀られています。

 

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「七色平」への道との分岐です。史跡・自然散策路はここまで。

 

 

 

 

 

七色平分岐 ⇒ 日光白根山山頂

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ここから先は徐々に登山道らしくなってきます。

 

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ところどころ段差の大きな箇所がありますが、全体的に歩きやすい道です。

 

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巻き道が終わり、上の景色が開けてきました。

 

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森林限界を超え、高山帯の山道に様変わりします。

 

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ここからは砂礫の道を直登気味に登って行きます。青空で気持ちがいい!

 

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天気が良いと周辺の景色を眺めながら登れるので、疲れが軽減されます(気分的に)。

 

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標識が倒れていました。あと500m。

 

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あと200m。

 

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山頂手前に祠があります。

 

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山頂はもうすぐそこ。一度下りて、岩が密集した山頂へ登ります。

 

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日光白根山(奥白根山)の山頂に到着です!標高2,578m。

 

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山頂は広くありませんが、見晴は360°抜群です。

 

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次は下方に見える五色沼へ向かいます。

 

 

 

 

 

山頂 ⇒ 五色沼

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山頂から下りて祠の方へ戻ります。

 

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祠の位置から、「五色沼」方面(「前白根山」方面)へ進みます。

※この時点での体力や時間帯を踏まえて、五色沼へ行って戻ってくるのが厳しいようだったら、無理をしないでロープウェー方面へ下山しましょう。

 

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素晴らしい景色を眺めながら歩きます。

 

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「日光男体山」「中禅寺湖」を眺めながら歩いて行きます。

 

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「前白根山」の方向へ進みます。

 

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五色沼へ向かう道は、岩やザレ場の急坂が続くので気をつけて歩きましょう。

 

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奥白根山と前白根山の鞍部に出ます。なだらかな道になります。

 

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「前白根山」方面へ。

 

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途中に避難小屋があります。中は暗くてあまりきれいではありませんが、万が一の時には利用しましょう。

 

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避難小屋前に分岐があります。小屋の裏に「前白根山」への道があります。道なりに「五色沼」方面へ進みます。

 

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しばらく歩いて行くと、五色沼が見えてきます。

 

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五色沼に到着です!

 

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水がとても澄んでいます。深い所は青く見えます。

 

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ここでまったり五色沼と山を眺めながらブランチ休憩。おにぎりが潰れてしまっていました(笑)

 

 

 

 

 

五色沼 ⇒ 弥陀ヶ池 ⇒ ロープウェー

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ゆっくり休憩できたので、五色沼を後にします。ぐるっと時計回りに歩きます。

 

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バイバイ五色沼。

 

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「弥陀ヶ池」方面へ進みます。

 

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樹林帯を登って行きます。

 

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しばらく荒れた急登が続きます。

 

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五色沼周辺はなだらかな道ばかりだったので、久々の急登にちょっと萎えます。でも急登はそれほど長くはないので頑張って登ります。

 

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急登が終わり、なだらかな道へ。

 

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「弥陀ヶ池」です。ここも結構広いので、休憩するには良い場所です。

 

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奥に分岐がありますが、右の木道を進むと「菅沼登山口」に出てしまうので、左の方へ進みます。

 

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さらに進むとまた分岐があります。真っ直ぐも右もどちらも「ロープウェイ」と書かれているのでどちらにしようか迷います。右の進路(座禅山方面)は前回来たときに行ったので、今回は真っ直ぐ(七色平方面)進みました。散策路を色々と回りたい場合は、座禅山方面を通った方がいいかもしれません。

 

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樹林帯をテクテク下って行きます。

 

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けっこう急坂もあります。転ばないよう気をつけます。

 

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散策路の分岐に出ます。

 

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初めての人は色々と散策して回ってみるといいでしょう。今回は「七色平」を経由して、ほとんど散策しないルートでロープウェーへ戻りました(笑)

 

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ふむふむ。分かったような分からないような...

 

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先へ進むと往路で通った分岐に出ます。

 

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その後はテクテク下って「ロックガーデン」に戻りました。

 

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ちょうどお昼過ぎ頃だったので、観光している人がけっこういました。

 

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帰りもロープウェーで楽々ワープ。

 

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無事下山完了。

 

日光白根山の感想

日光白根山は2回目でしたが、前回はガスが多くて景色がよく見えませんでした。今回は晴天で景色もよく見渡せたので大満足でした。やはり青空だと印象が全然異なりますね。

天気が良ければ、山頂付近からの景色や五色沼など湖沼の美しさは素晴らしいので、ぜひ体感してもらいたいです。

※ロープウェーの営業期間は5月中旬~11月上旬までです。

 

 

下山後に立ち寄った温泉

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この日は手っ取り早く、センターステーション内にある「座禅温泉」へ。ちなみにロープウェー往復+温泉のチケットにするとちょっとお得です。

 

この日使用した主な道具

THE NORTH FACE ベンチャージャケット

春や秋に持って行きやすい薄手の軽量ジャケットです。ちょっと雨が降った時もこれでしのげます。

 

BLACKDIAMOND(ブラックダイヤモンド)  クラッググローブ

岩や木々を掴むような急坂が多い山では手を保護できるしっかりとしたグローブがあると良いです。

 

THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル900ml FFX-900

暖かい飲み物、冷たい飲み物を長時間保温できる最強の水筒。沸騰させたお湯を入れて行けば、バーナーを持って行かなくても山でカップ麺や温かい飲み物を楽しめます。

 

snowpeak チタンダブルマグ 300 フォールディングハンドル

ダブルウォール構造で熱を伝えにくくなっており、温かい飲み物は冷めにくい。冷たい飲み物は温くなりにくく、結露も出にくい。チタン製のため軽量。

 

東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付

簡単にONとOFFを切り替えられ、カラビナもついているので便利です。音はガチャガチャしておらず、余韻の残る澄んだ音色です。