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新潟県在住のんびり山歩き 初心者、中級者向けおすすめ登山ルート、登山口情報、コースタイムなど


青空と白銀の稜線歩きを求めて初冬の「平標山」へ

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平標山(たいらっぴょうやま)

・標高:1,983m

・所在地:新潟県南魚沼郡湯沢町、群馬県利根郡みなかみ町

・花の百名山

・積雪量が増える時期はBCのスキーヤーやボーダーに人気

・例年12月~3月は積雪期

 

毎年この季節になると新潟の天気(特に山の天気)は悪い日が多くなり、晴れを求めて県外遠征が多くなります。この日は新潟県だけでなく隣県の天気もいまいちな予報ということで、友人との山行計画は前日に中止決定。

ところが当日朝に空を見ると曇り気味だけど意外と良い天気。比較的天気の良さそうな山を探して登ろうと、慌てて準備して出発。青空の広がる方向へ車を走らせると、湯沢方面の天気が良さそうだったので、駄目元で「平標山」に向かいました。

 

▼無雪期の平標山~仙ノ倉山の記事はこちら▼

 

この日の山行記録

 

駐車場情報

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積雪量が増えると入れなくなる「元橋駐車場」。先月末にガツンと雪が降りましたが、最近は降雪がほとんど無かったので駐車場も雪が全くありませんでした。到着した時点で20台くらいは駐車されていました。なお、管理小屋と飲料自販機は冬期閉鎖中。

 

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トイレも冬期は使えないので、事前にコンビニなどで済ませて行きましょう。

 

この日のコース(ピストン)

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元橋駐車場 ⇒ 平標山登山口 ⇒ 松手山 ⇒ 平標山 ⇒ 松手山 ⇒ 平標山登山口 ⇒ 元橋駐車場

 

往復(周回)距離:8.5km 累積標高差:(上り、下り)1,100m

標準コースタイムは、上り3時間00分、下り2時間20分です。

※往復距離と累積標高差は概測

※積雪期は無雪期よりも時間がかかることが多いので、余裕を持った計画を立てましょう

 

 

元橋駐車場 ⇒ 松手山

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トイレ左奥の道からスタート。積雪に備えて登山ポストや注意書きなど色々な物が撤去されていました。

 

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少し歩くと車道に出るので、左手へ進み橋を渡ります。なお、平元新道方面は道路を挟んで向かいの道に進みます。

 

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橋を渡って車道を進むと右手に登山口があります。この日はスタートが遅かったので序盤から飛ばしました。

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登山道に入っても雪が無い!一応この日はチェーンスパイク、12本長爪アイゼン、ピッケルも持ってきています。

 

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まるで秋に逆戻りしたかのような気分。気温も12月にしては高く、ぐいぐい登っていたのもあって早くも汗をかき出しました。

 

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上空が開けて鉄塔が見えます。

 

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3合目前辺りから雪が出てきましたが、まだツボ足で歩ける程度。

 

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大きな段差があるポイントには梯子がかけられていました。登山者の多い日はよくここで渋滞が発生していたのでありがたいことです。

 

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4合目の鉄塔に到着。

 

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広くて景色も良いのでここで休憩。この先は雪が増えてきそうだったのでここでチェーンスパイク装着。

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休憩もそこそこに登り再開。爪があるだけでかなり登りやすくなりました。

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久々の雪道歩き、天気が良くてとても楽しい。眩しくなってきたのでサングラス装着。雪山ではサングラスかゴーグル必須です。無いと目がやられます。

 

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樹林帯を抜けると「松手山」はもうすぐ。奥の方に「平標山」も見えます。

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「松手山」(標高1,614m)に到着です。「二居」からのコースとここで合流します。登ってきた方向を振り返ると「苗場山」など新潟と長野の県境の山々が見渡せます。

 

 

 

 

松手山 ⇒ 平標山

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「松手山」で小休止し、「平標山」への稜線歩きスタートです。

 

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多少の登りがありますが、途中まで緩やかな道が続きます。

 

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7合目まで来ました。右手奥の山頂上空にある雲が気になります。天気の状況と時間を気にしつつ途中撤退も視野に入れて登ります。

 

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夏期にはお花畑が広がる区間。当然この時季にお花は咲いていません。

 

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ガレ場にある木製の階段も半分ぐらい雪で埋まっていました。

 

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そんな階段の途中にある8合目。

 

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階段を登り切りました。山頂がはっきり見えて気分が上がります。

 

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谷川連峰はどこも上部が白くなっていました。

 

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9合目に到着。ここから意外と長いんだよなぁ。。。ここら辺から風が強くなってきました。

 

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あとはもう無心で登って行きます。いえ、本当は山頂着いたら休めるってことばかり考えて登っていました(笑)

 

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再びなだらかな稜線!その先に平標山の山頂。左手奥には仙ノ倉山も見えます。

 

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山頂が近づくにつれ絶景のオンパレード。道もなだらかになり最高です。

 

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山頂手前でまたぐいっと登ります。

 

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山頂標識が見えてきた!

 

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平標山山頂(標高1,983m)に到着~。結構ハイペースで登ってきたので疲れました~。

 

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平標山の山頂は360°開けていてとても眺望が良いです。そういえば標識新しくなりましたね。しかも何か格好良くなってるし。

 

 

 

平標山 ⇒ 元橋駐車場

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「仙ノ倉山」方面。気持ちの良さそうな稜線が続いています。遠くには谷川岳をはじめとした谷川連峰の山々も見えました。平標山~仙ノ倉山は、夏道でも標準コースタイムで往復2時間近くです。時間が遅かったので今回は諦めました。

 

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「平標山の家」方面。「平標山の家」も冬期は営業していませんが、避難小屋はチップ制で利用できます。周回しても良かったのですが、登山口から元橋駐車場までの林道歩きが長いので気が乗らず(笑)

 

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景色を眺めながら少しまったりしたかったのですが、風が強くて寒くなってきたので下山します。

 

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9合目までは雪が多くて下りやすかったです。

 

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9合目。

 

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9合目にある「大山祇神」の石碑。山の神様にこの日の素敵な山行のお礼をして下山します。

 

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スパイクを履いているので木道(階段)を避けながら歩くのが大変でした。

 

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夏期はお花を楽しみながら歩けるポイントも、雪が中途半端に積もると滑りやすくなります。スパイク履いていても滑りました。雪上なので汚れないからいいですけど。

 

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徐々に雲が増えてきました。

 

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「松手山」に着いた頃にはどんより曇ってきたので、ここから先はほとんど写真を撮らずひたすら下山に集中。

 

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ということで、色々飛んでいますが登山口まで戻ってきました。無事に明るいうちに下山できて良かったです。おしまい。

 

平標山(雪山)の感想

この日の平標山は雪がまだ少なかったですが、それでも松手山~平標山の間は白銀の稜線歩きが楽しめてとても楽しかったです。スタート時間が遅かったので仙ノ倉山まで行けなかったのが残念でした。でも急きょ登ることにしたことを考えれば、かなり恵まれた山行でした。

 

ちなみに、これから厳冬期になり積雪量が増すと「元橋駐車場」には入れなくなり、登山ルートも”ヤカイ沢ルート”などがメインになります。上級者も登頂できないほど雪が積もったりします。天気も急変しやすく、晴れていたのに気づいたらホワイトアウトなんてことも過去にありました。

できれば積雪量が増す前か、残雪期に差し掛かって天候の安定した頃がおススメです。当日の天気に注意しつつ、体力と時間を常に確認しながら登りましょう。もちろん早い時間にスタートして、アイゼンやワカン(もしくはスノーシュー)、ピッケルなど十分な装備もして登りましょう。

 

 

下山後に立ち寄る温泉

越後湯沢には沢山の温泉があります。元橋駐車場から近いのは「宿場の湯」です。 

 

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自分がよく利用するのは「道の駅みつまた」に併設されている「街道の湯」です。苗場山の祓川コース下山後にも寄ります。

 

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「道の駅みつまた」ではモンベルのアウトドアグッズも売っています。屋内に足湯もあります。

 

この日持って行った主な道具

Unigear 18本爪 チェーンスパイク

チェーンスパイクは軽量でコンパクトに収納でき、脱着もとても簡単です。しかも安価です。冬は念のためバックパックに入れて行くと良いです。

 

ブラックダイヤモンド(Black Diamond) アルパインゲイター

生地がしっかりしていて、少しぐらいアイゼンの爪が擦れても破れません。ベルクロだけでなくジッパーが付いているので、雪や水の侵入をしっかり防ぎます。ベルトの調節もしやすいです。

 

グリベル(Grivel) ピッケル ネパールSA・プラス

初心者におススメのストレートシャフトのピッケル。ヘッドカバーやリーシュ、石突カバーも付属しています。

 

SHOWA GLOVE TEMRES 02 winter ブラック

作業用グローブで実績のあるショーワグローブによるアウトドア防寒グローブ。安くて防寒性に優れています。雪の里山登山に最適です。「01 winter」にカフやストラップが付いてさらに便利になっています。

 

サーモス 山専用ステンレスボトル900ml

暖かい飲み物、冷たい飲み物を長時間保温できる最強の水筒。冬の登山では寒くてお湯を沸かすのも辛いときが多いので、この「山専ボトル」が大活躍します。

 

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