3PEAKS

新潟県在住のんびり山歩き 初心者、中級者向けおすすめ登山ルート、登山口情報、コースタイムなど

糸魚川「戸倉山」の山頂で名峰を眺める

f:id:threepeaks:20201022205319j:plain

戸倉山(とくらやま・とぐらやま)

・標高:975m

・所在地:新潟県糸魚川市

・山頂は開けていて、雨飾山や海谷山塊、北アルプスなど名峰が眺められる

・道中では「しろ池」、「角間池」といった2つの池を眺めることができる

・例年11月下旬~3月は積雪期となる

 

「戸倉山」は、新潟県糸魚川市にある標高975mの山です。標高550m地点から登り始めることができるので、単純標高差で420m程。山頂までの距離も往復で6km程とそれほど長くありません。初心者でも登りやすい山です。

山頂は広くありませんが、眺めがとても良いのが魅力の山です。また、道中では「しろ池」「角間池」といった池を眺めることができます。紅葉にはまだ早かったですが、秋の訪れを感じに登ってきました。

 

 

駐車場情報

駐車場へは「雨飾山麓しろ池の森」を目指して進みます。

 

f:id:threepeaks:20201022211354j:plain

駐車場はきれいに舗装されており、約60台は駐車可能です。駐車料金も無料です。

 

f:id:threepeaks:20201022211507j:plain

キャンプ場管理棟の「原の館」です。

 

f:id:threepeaks:20201022212026j:plain

管理棟1階は休憩スペースになっていて、水洗トイレがあります。冷蔵庫はキャンプ場利用者用でしょうか。

※管理棟は冬期間閉鎖されるのでご注意ください

 

この日のコース

f:id:threepeaks:20201022214125j:plain

「しろ池の森」から登り、「しろ池」「角間池」を巡るルートをピストンしてきました。

 

駐車場 ⇒ しろ池 ⇒ 角間池 ⇒  山頂 ⇒ 角間池 ⇒ しろ池 ⇒ 駐車場

 

往復距離:5.8km

累積標高差:(上り/下り)470m/470m

このコースでの標準コースタイムは、上り1時間30分、下り1時間10分だそうです。

※往復距離と累積標高差は概測

 

 

原の館~しろ池

f:id:threepeaks:20201022215108j:plain

「原の館」のすぐ横に登山口があります。「どんぐりの小径」と書かれたこの道から登って行くこともできますが、「しろ池」手前までは舗装路でも歩いて行けます。

 

f:id:threepeaks:20201022215756j:plain

この日は途中まで舗装路を歩きました。

 

f:id:threepeaks:20201022215435j:plain

途中で分岐があります。左の舗装路を道なりに進んでも、中央の山道を進んでも同じ地点へ辿り着きます。東屋のある展望台へ寄りたかったので、ここから山道へ入りました。

 

f:id:threepeaks:20201022215953j:plain

ちょっと登ると東屋があります。

 

f:id:threepeaks:20201022220129j:plain

東屋から糸魚川市の街並みと日本海が眺められます。中央の木がちょっと邪魔ですが(笑)

 

f:id:threepeaks:20201022220316j:plain

歩きやすいなだらかなアップダウン。

 

f:id:threepeaks:20201022220515j:plain

これから登る「戸倉山」山頂方面が見えます。

 

f:id:threepeaks:20201022220559j:plain

しばらく歩いて行くと舗装路からのルートと合流します。

 

f:id:threepeaks:20201022220807j:plain

f:id:threepeaks:20201022220834j:plain

「しろ池」が見えてきました。トイレと東屋があります。

 

f:id:threepeaks:20201022221204j:plain

立派な東屋があります。鉄骨で頑丈な造りです。

 

f:id:threepeaks:20201022221347j:plain

東屋の奥には広大な「しろ池」が広がっています。名前からして白いのかと思いきや、エメラルドグリーンの池です。風も少なく、きれいな水鏡が見られました。奥に見える先っちょが尖っている山は「雨飾山」です。

 

 

 

 

しろ池~角間池

f:id:threepeaks:20201022221639j:plain

「しろ池」の周囲は遊歩道になっていてぐるっと一周できます。

 

f:id:threepeaks:20201022221811j:plain

左へ行くと遊歩道。遊歩道は下山時に行くとして、右の登山道へ進みます。

 

f:id:threepeaks:20201022222032j:plain

「塩の道」と合流します。

 

f:id:threepeaks:20201022223126j:plain

 

f:id:threepeaks:20201022223152j:plain

少し登ると、「諏訪神社の社」があります。「しろ池」を上から眺められるポイントです。奥には海谷山塊も見えます。

 

f:id:threepeaks:20201022223249j:plain

「しろ池」の眺めを満喫し、再び登り出します。

 

f:id:threepeaks:20201024223602j:plain

f:id:threepeaks:20201024223636j:plain

時々見える海と糸魚川の景色。

 

f:id:threepeaks:20201024223734j:plain

分岐に出ました。

 

f:id:threepeaks:20201024223829j:plain

標識に「角間池、戸倉山」と書かれた方向を進みます。

f:id:threepeaks:20201024223932j:plain

ゆるやかな坂を登って行きます。

 

f:id:threepeaks:20201024224017j:plain

「角間池休憩所」の小屋が見えてきます。

 

f:id:threepeaks:20201024224331j:plain

「角間池」の前にはベンチがあり、休憩ポイントになっています。

 

f:id:threepeaks:20201024224628j:plain

f:id:threepeaks:20201024224406j:plain

f:id:threepeaks:20201024224438j:plain

「角間池」です。「しろ池」よりも小さいですが、山の中腹にある池としてはなかなかの大きさです。 

 

 

 

 

角間池~山頂へ

f:id:threepeaks:20201024224649j:plain

「角間池」から山頂方面へ進みます。

 

f:id:threepeaks:20201024224827j:plain

かっこいいデザインの「塩の道」標識石。

 

f:id:threepeaks:20201024225004j:plain

「角間池」から先は斜度が強くなってきます。

 

f:id:threepeaks:20201024225220j:plain

ある程度登ってきたところで尾根道に変わります。

 

f:id:threepeaks:20201024225256j:plain

紅葉が少しだけ始まっていました。

 

f:id:threepeaks:20201024225330j:plain

途中にある見晴らしの良いポイント。奥には冠雪し始めた北アルプスの山々が。

 

f:id:threepeaks:20201024225442j:plain

山頂に近づくにつれ、急登になります。

 

f:id:threepeaks:20201024225523j:plain

徐々に開けてきました。

 

f:id:threepeaks:20201024225548j:plain

山頂手前の分岐。標識に従い、左の山頂方面へ進みます。

 

f:id:threepeaks:20201024225939j:plain

f:id:threepeaks:20201024225954j:plain

戸倉山山頂(標高975m)に到着!

 

f:id:threepeaks:20201024230051j:plain

f:id:threepeaks:20201025130335j:plain

山頂はあまり広くありませんが、眺めがとても良く、海谷山塊雨飾山、北アルプスなどがよく見えます。

 

f:id:threepeaks:20201025130703j:plain

f:id:threepeaks:20201024230205j:plain

荒々しい岩肌の明星山、その奥に青海黒姫山。

 

f:id:threepeaks:20201025130551j:plain

日本海も見えます。

 

f:id:threepeaks:20201025134419j:plain

山頂でお昼を食べ、ゆっくりと景色を眺めながら休憩。

 

f:id:threepeaks:20201025134509j:plain

下山は登ってきた道をそのまま下りました。

 

f:id:threepeaks:20201025134627j:plain

 

f:id:threepeaks:20201025134730j:plain

駐車場に戻ってきました。おしまい。

 

戸倉山の感想

「戸倉山」は標高差や距離もさほどなく、登山道も歩きやすいため初心者にもおすすめの山です。認知度が低い印象がありますが、山頂の見晴らしも良く、周辺には名峰も多いためとても素晴らしい景色が広がっています。おすすめの時季は初春と秋です。

登る際は熊鈴を着用し、なるべく複数人で登りましょう。

 

 

この日使用した主な道具

THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル900ml FFX-900

暖かい飲み物、冷たい飲み物を長時間保温できる最強の水筒。沸騰させたお湯を入れて行けば、バーナーを持って行かなくても山でカップ麺や温かい飲み物を楽しめます。夏には氷を沢山入れて持って行き、山頂でキンキンに冷えた飲み物を味わえます。

 

snowpeak チタンダブルマグ 300 フォールディングハンドル

ダブルウォール構造で熱を伝えにくくなっており、温かい飲み物は冷めにくい。冷たい飲み物は温くなりにくく、結露も出にくい。チタン製のため軽量。

 

東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付

簡単にONとOFFを切り替えられ、カラビナもついているので便利です。音はガチャガチャしておらず、余韻の残る澄んだ音色です。