
粟ヶ岳(あわがたけ)
・標高:1,293m
・所在地:新潟県三条市、加茂市
・山頂から眺める360°の景色はとても素晴らしい
・例年11月下旬~4月は積雪期
・梅雨~残暑期は「ヤマビル」被害が多いため、なるべく避けた方がよい
「粟ヶ岳」の登山コースは主に、三条市下田地区から登る「北五百川コース(通称.下田コース)」と、加茂市の粟ヶ岳県民休養地から登る「中央登山道コース(通称.加茂コース)」が人気です。
山ビルの不安がなくなるほど涼しくなってきたので、曇り空でしたが紅葉を眺めに加茂市側から中央登山道コースを登ってきました。
▼粟ヶ岳に北五百川コースから登った記事はこちら▼
駐車場情報

「粟ヶ岳県民休養地(キャンプ場)」の無料駐車場を利用します。80台位駐車可能です。管理棟にトイレと飲料自販機あります。
(4月~11月以外は管理棟休業です)
▼公共交通機関利用の場合▼
JR加茂駅で市民バス(かもんバス)「美人の湯方面行き」に乗車 ⇒「水源地」停留所で下車(約30分)
交通 - 新潟県加茂市(時刻表は七谷線)
この日のコース

駐車場 ⇒ 第二貯水池(ダム) ⇒ 3合目ベンチ ⇒ ヒュッテ ⇒ 北峰 ⇒ 山頂 ⇒ 北峰 ⇒ ヒュッテ ⇒ 3合目ベンチ ⇒ ダム ⇒ 駐車場
往復距離:11.5km
累積標高差:(上り/下り)1,540m/1,540m
登山口~山頂の標準コースタイムは、上り3時間30分、下り2時間30分です。
※往復距離と累積標高差は概測
駐車場 ⇒ 粟ヶ岳ヒュッテ

管理棟に登山ポストがあるので、登山届を提出して行きましょう。

トイレもあります。山中にはトイレがないので、事前に済ませてから登りましょう。

それではスタート。

アスファルトから林道へ変わります。長い林道歩きが10分くらい続きます。

ダムが見えてきます。

一応ここが登山口になっているようです。ダムの橋を渡ります。

加茂市だけにカモが泳いでいました。

ダム沿いを歩いて行くと、再び登山ポスト。登山届を出し忘れていたら、ここで出しましょう。

ここで1合目。中央登山道コースには、この青地に白フォントの標識が1~10合目まで立っています。参考コースタイムも記載されていますが、厳しめのタイムと評判です(笑)

なだらかな道ともお別れして、急登に取り付きます。「中央登山道コースを標識記載のコースタイム以内に登れれば、県内の大抵の山は登れるレベル」と言われたりしてます。

でも初っ端の急登で張り切りすぎると、すぐにへばってしまうのでゆっくり歩きましょう。

急登となだらかが交互に出てきます。




2合目。


このコースはハシゴが沢山設置されています。それだけ急登が多いということですね。

ぐいぐい登って行くと、3合目。ベンチがあります。

3合目で別の登山口からのコースと合流します。少し麓の景色も見えます。

ここから先は尾根道になり、ちょっとずつ景色も開けてきます。


4合目。


「大栃平」です。景色が良く、ここにもベンチがあります。

奥の方に山頂が見えてきます。

5合目。

3連続ハシゴ。

からの~急登。


「粟庭の鎖場」と言われる岩斜面があります。足場がよくないので、ロープと鎖を使って慎重に登りましょう。

鎖場をクリアしてその先をちょっと登ると、6合目の「粟庭の頭」に到着です。

少し開けたスペースがあります。見晴らしも良いので休憩しましょう。

「粟庭の頭」から先はちょっと下ります。ザレているので転ばないように注意。

だんだん紅葉が深まってきました。


お馴染みのハシゴ。

途中、水場への分岐があります。水場までは細い道で結構滑りやすいです。行く場合は慎重に行き来しましょう。


水場に到着。足場が悪いので、滑落しないようにご注意ください。せっかく来たので手を洗いました。冷たかったです。

登山道へ戻ります。

少し歩くと、7合目の粟ヶ岳ヒュッテに到着です。



中はこんな感じ。けっこう明るくてきれいです。

ヒュッテ前にはベンチとテーブルもあります。誰もいなかったのでここでちょっと休憩。
粟ヶ岳ヒュッテ ⇒ 粟ヶ岳山頂

では頑張って終盤登って行きましょう。

この先の北峰へ向かう途中で沢山の人とすれ違いました。この時季にもなると暗くなるのが早いので、皆さん朝早くから登ってますね。自分のスタート時間が遅かったのもありますが。


8合目。

稜線まであとちょっと。

登り切った先に分岐があるので、右の方へ進みます。

ここからは稜線歩き。多少アップダウンがありますが、これまでの急登に比べればだいぶ楽になります。

ここが北峰の頭。

そして9合目の標識。標識の後ろに隠れている粟ヶ岳山頂まで、さらに一つ峰を越えて行きます。


ようやく山頂手前。

粟ヶ岳山頂に到着!標高1,293mです。平日で時間も遅めだったので誰もいませんでした。下田コースから登った時に続き、またしても山頂独占状態。
粟ヶ岳山頂 ⇒ 駐車場

少し霞んでいましたが麓の景色がよく見えました。

奥深い川内山地。暖かい時期は粟ヶ岳よりさらにヤマビルが多いこともあり、なかなか足が向きません。

スタート地点の水源地が見えます。遠くにうっすらと弥彦山と角田山。

時間も遅いので、早々に下山開始しました。

稜線歩きは楽しい。


滑りやすい箇所が多いので気をつけましょう。


粟ヶ岳ヒュッテ。


ハシゴが階段のようになっていて下りやすい。

「粟庭の頭」は裏から見ると特徴的な形してますね。


色とりどり。

下山時の「粟庭の鎖場」は要注意です。鎖やロープを使って慎重に下りましょう。




大栃平。


3合目のベンチ。

第二ダム方面へ下ります。



ダムに戻ってきました。



長い林道をテクテク歩いて、

駐車場に戻ってきました!
粟ヶ岳(中央登山道コース)の感想
粟ヶ岳の中央登山道コースは急登が多いですが、ハシゴやロープがちょこちょこ出てくるのでけっこう楽しいです。北五百川コースよりも距離や標高差があるので厳しめですが、各ポイントでベンチがあるので休憩がしやすいです。
夏場はヤマビルが多いので、おススメ時期は春か秋です。夏場は下記に注意して登られるとよいです。
※ヤマビルが出没する時期に登る場合※
長袖長ズボンで皮膚の露出を減らしましょう。ズボンの下にはスポーツタイツを履くとなおよいです。ハッカ油を体に塗り、ウェアや靴、帽子、バックパックにも虫除けスプレー(できればヒル除けスプレー)をふりかけます。登山中も定期的にふりかけましょう。もし吸い付かれた時のために、塩も持参しましょう。道中は、ヒルが潜んでいそうな落ち葉の溜まり場や木の下での休憩を避けるとよいです。
下山後に立ち寄る温泉

中央登山道コースを下山後に立ち寄る温泉は、「加茂 美人の湯」です。館内はきれいで、食事もできますし、売店(特産品コーナー)もあるのでぜひ寄って行ってください。
この日使用した主な道具
THE NORTH FACE ベンチャージャケット
春や秋に持って行きやすい薄手の軽量ジャケットです。ちょっと雨が降った時もこれでしのげます。
BLACKDIAMOND(ブラックダイヤモンド) クラッググローブ
岩や木々を掴むような急坂が多い山では手を保護できるしっかりとしたグローブがあると良いです。
THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル900ml FFX-900
暖かい飲み物、冷たい飲み物を長時間保温できる最強の水筒。沸騰させたお湯を入れて行けば、バーナーを持って行かなくても山でカップ麺や温かい飲み物を楽しめます。
snowpeak チタンダブルマグ 300 フォールディングハンドル
ダブルウォール構造で熱を伝えにくくなっており、温かい飲み物は冷めにくい。冷たい飲み物は温くなりにくく、結露も出にくい。チタン製のため軽量。
東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付
簡単にONとOFFを切り替えられ、カラビナもついているので便利です。音はガチャガチャしておらず、余韻の残る澄んだ音色です。