江の島(えのしま)
・所在地:神奈川県藤沢市
・日本百景、神奈川県指定史跡名勝
・周囲4kmの島内に様々な観光名所がある
近くに来る用事があり、天気も良かったのでついでに「江の島」に寄ってみました。「江の島」に行くのは約10年ぶり。時間があまりありませんでしたが、観光スポットを巡りつつ、猫を探しながらちょっと急ぎ足で回ってみました(笑)
湘南モノレールで行ってみた
この日は『湘南モノレール』に乗って「大船駅」から「湘南江の島駅」まで行きました。江ノ電や小田急に乗って行ったことはあったのですが、モノレールで行くのは初めてでした。2018年にPASMOやSuicaも使えるようになったそうです。
モノレールは鎌倉と藤沢の街並みを上から眺めながら進みます。遠くには富士山も見えました。のんびり走るのかと思っていたら、この後けっこうなスピードでアップダウンやカーブ、トンネルを走りぬけて行きました。意外と楽しかったです。
「湘南江の島駅」に到着したモノレールです。
「湘南江の島駅」にはルーフテラス があり、湘南の街並みが見渡せました。湘南モノレール、なかなか楽しめます!
「湘南江の島駅」からちょっと歩くと、江ノ電「江ノ島駅」があります。
江の島大橋・弁天橋まで「すばな通り」を10分くらい歩いて行きます。途中には色んなお店があるのでなかなか楽しいです。
江の島入口で国道134号をトンネルでくぐります。
トンネルをくぐって地上に出ると、弁天橋を渡って江の島へ行きます。
江の島に到着。早くも浜焼きやスイーツの美味しそうな匂いがしてきました。
江島神社「辺津宮」~「中津宮」へ
青銅の鳥居をくぐって、仲見世通りを歩いて行きます。
江の島では”しらす”という文字を数えきれないぐらい目にします。
仲見世通りの数々の誘惑を振り切って、江島神社の赤い鳥居をくぐります。
左手には「エスカー」(上り専用、有料のエスカレーター)乗り場があります。利用したことはありませんが、最短で5分ほどで江の島の頂上付近まで楽々アクセスできるそうです。
右手の坂道(赤い橋の下)は”下道”と呼ばれていて、主に地元の人が通る道です。奥津宮や岩屋へ早く行きたい場合は便利です。下道を通る時は、車やバイクの往来に注意しましょう。
普通は正面の階段を上がって、江島神社「辺津宮」へ向かいます。
階段をぐいぐい上って行きます。これは弁財天・童子像。
江島神社「辺津宮(へつみや)」に到着。
「辺津宮」の前に「銭洗白龍王」があります。ここでお金を洗うと、金運向上のご利益があるとか何とか。洗ったお賽銭を、ちょっと離れた賽銭箱へ投げ入れます。
途中、「むすびの樹」という縁結びのパワースポットがあります。一つの根から二つの幹が伸びていることから、良縁のご利益があるのだそうな。久々に来てみたら上の方はバッサリ切られていました。
「中津宮」方面へしばらく歩いて行くと、ウッドデッキの展望台があります。東側の海や鎌倉の街並みが眺められます。
展望台の前にはエスカーの2つ目の乗り場。その奥の階段を上がって行きます。
江島神社「中津宮」に到着。
「江の島歌舞伎」と書かれた手形台があります。尾上菊之助さんと尾上菊五郎さんの手形だそうです。
サムエル・コッキング苑へ
「中津宮」を通り抜け、さらに先へ進んで行くと売店や飲食店が並ぶ広場に出ます。その先に展望台があります。
展望台からは富士山がよく見えます。
これはトビかな?結構沢山飛んでいました。
次は右に見える「江の島シーキャンドル」のある「サムエル・コッキング苑」へ向かいました。
「サムエル・コッキング苑」は有料なので、左にある自販機でチケットを買います。苑内に入るだけのチケットと、「シーキャンドル」にも上れるチケットがあります。
ちなみに、エスカーや岩屋洞窟もセットになったお得なパスポート等も色々とあります。
苑内に入ると、ウインターチューリップが沢山咲いていました。
色とりどりのチューリップ。
近くをリスが走り去って行きました。速くて写真撮れず。
「シーキャンドル」に向かいます。
「シーキャンドル」は高さ60m程をエレベータで上がります。エレベーターを降りると屋内展望台に出ます。360°景色が眺められます。
屋内展望台から階段を上がって屋上展望台に行きました。天気の良い日は屋上からの方がいいですね。
湘南から歩いてきた道が見えます。
湘南海岸や富士山もよく見えます。
「シーキャンドル」を下りる時は、エレベーターを使わずに階段で下りることもできます。開放的な螺旋階段なので、高所恐怖症にはちょっと怖いです(笑)
「シーキャンドル」を下りた所にあるテラス。こんな場所でゆったりできたら最高ですね。
この日のランチ?は苑内にあるフレンチトースト専門店「LON CAFE」で。
せっかく天気が良いのでテラス席へ。足元にはヒーターがあるのでそれほど寒く無かったです。
なかなかいいお値段しますが(笑)、とても美味しかったです。
「奥津宮」~「稚児ヶ淵」~「岩屋橋」
「サムエル・コッキング苑」を出て、「奥津宮」方面へ進みます。
仁王像が睨みをきかせている「江の島大師」。鹿児島にある「最福寺」の関東別院だそうです。
通りには雰囲気の良いお店も沢山並んでいます。
「山ふたつ」。江の島をちょうど二分する境となっていることから名付けられたそうです。
今日ようやく1匹目のにゃんこ撮影できました。暖かい日差しで気持ちよさそうです。
「亀石」。亀の甲羅のような形と模様の石です。
その横には「力石」。江戸時代に日本一の力持ちと言われた人が奉納したとか。320kgあると書いてありますが、そんなに重そうに見えない...
江島神社「奥津宮」に到着。
「龍宮(わだつみのみや)大神」。ドラゴンボールを集めなくてもお願い事できます。
「稚児ヶ淵」。ここから眺める夕陽が美しく、神奈川県景勝50選の一つだそうです。
「岩屋橋」。
橋の奥には「江の島岩屋」という洞窟に入ることができます。この日は時間が無くて寄りませんでした。
岩屋橋から眺める富士山も素晴らしいです。
「聖天島公園」~「さざえ島」
島の東側(港側)に寄るために、「辺津宮」には戻らず「児玉神社」方面の階段を下りました。
「児玉神社」の鳥居の横の階段へ。
住宅街の道を抜けて行きます。
途中で発見したにゃんこ達。気持ちよさそうに寝ているので、そっとしておきます。写真は撮りまくりましたが(笑)
見てるだけで癒されます。。。
道路を渡ってヨットハーバーの方へ。
これは1964年の東京オリンピックでヨット競技が開かれた時の聖火台だそうです。2020年もセーリング競技会場となります。
沢山のヨットが並ぶさまは壮観です。
「さざえ島」。さざえ形のモニュメントがあるビューポイントです。
カモメやウミネコ、カワウが沢山いました。
「今日は色んな動物を見たな~」と満足しながら海岸線沿いの道から帰りました。
帰りも美味しそうな誘惑に何度も足が止まります。
食べたい欲求を抑えるのが大変でした。
久々の江の島、とても楽しかったです。おしまい。
江の島の感想
久々に訪れた「江の島」は冬の平日にも関わらず賑わっていました。色んな施設が新しくきれいになったり、雰囲気の良いお店ができていたりしたので、もっとゆっくり見て回りたかったなと思いました。
お目当ての猫はあまり出会うことができずちょっと残念でしたが、それでも写真に撮れなかった猫も合わせて6匹と出会えました。以前が多過ぎたのかもしれません。あまり増え過ぎないよう、島で管理しているようです。
最近は新潟の天気が悪くて山に行けていなかったのですが、「江の島」は階段や坂道のアップダウンも多くて、あちこち回ったら10kmぐらい歩けたので良い運動になりました(笑)
この日使用したアイテム
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5600 ダブルズームキット
デジタル一眼レフカメラのエントリー向けモデルです。軽量かつコンパクトなので登山にも持って行きます。多くのミラーレス一眼にも引けを取らない軽量さ。エントリー向けの使いやすさと、この価格帯では群を抜く性能の良さが魅力です。