3PEAKS

新潟県在住のんびり山歩き 初心者、中級者向けおすすめ登山ルート、登山口情報、コースタイムなど

暑かったので「白馬岩岳マウンテンリゾート」でのんびりしてきました

白馬岩岳(はくばいわたけ)

・標高:1,289m

・所在地: 長野県北安曇郡白馬村

・別名:岩蕈山(いわたけやま)

・「白馬マウンテンリゾート」の山

・冬期はスキー場、夏期はマウンテンバイクの聖地として人気

 

「白馬岩岳マウンテンリゾート」は長野県の白馬村にあり、四季を通してアクティビティを楽しめるリゾートです。冬期はスキー場、夏期はマウンテンバイクのメッカとして知られていますが、近年は新しい施設が色々とできて注目されています。

ゴンドラで一気に上がれる山頂エリアには、後立山連峰に向かって漕ぐ絶景ブランコや、絶景カフェテラスなど写真映えする人気スポットが沢山あります。

比較的空いている平日に、ドライブがてら「白馬岩岳」でのんびりしてきました。

 

 

駐車場情報

この日は登山目的ではないので「白馬岩岳ゴンドラリフトノア」に乗って山頂エリアへぴゅーっと楽々ワープです。

スキー場なので広い無料駐車場があります。ゴンドラ山麓駅の建物にはトイレや自動販売機、土産店、ロッカーなど色々とあります。

 

美味しそうなハンバーガーが売っていましたが、ご飯は山頂エリアで食べる予定なのでここは我慢。でも凄くいい匂い…

 

【公共交通機関等でのアクセス】

公式サイトのアクセスページが詳しいのでご参照ください↓

 

 

山麓駅~山頂駅

”入場料”と書いてありますが、「ゴンドラリフトノア」「5線サウスリフト」に乗車するための料金です。大人2,400円(2022年7月時点)となかなかの料金。ペットも1匹700円で乗れます。

 

自動券売機でチケットを購入します。

 

山頂エリアの各種アクティビティには別途料金がかかりますが、それは山頂で受付け支払いします。

 

割引料金でチケットを購入できる場合や、クレジット・電子マネー支払いの場合は、自動券売機ではなくチケットセンターでチケットを購入します。
チケットを購入したら、右手のゴンドラリフト乗り場へ進みます。

 

ゲートで体温チェックとアルコール消毒を済ませ進みました(2022年7月時点)。

 

ちなみにゴンドラはこんな感じ。

 

ゴンドラに乗って標高差540m程を楽ちんワープ。下をMTBが走り抜けていく様子が見れたりして面白かったです。

 

山頂エリアに到着。ここで標高1,280m程。この日は白馬村も真夏日でしたが、標高差分を上がったのと、良い風が吹いていたので麓よりけっこう涼しい。

 

ガイドセンターで爽やかなスタッフさんが色々と教えてくれます。楽しそうなアクティビティが色々とあります。お金を気にせずに1日中遊んでみたい(笑)

 

「展望ピクニックラウンジ」。ウッドデッキ上のチェアに座りながら白馬村の絶景が眺められます。平日で空いていたので、しばらくのんびり座って景色を眺めることができました。

ちなみに一部貸切できるデッキもあるようです(有料)。

 

スカイアークの建物内にはレストランや土産物店があります。

 

中に入ってみました。いい雰囲気のレストラン。あれ、誰もいない。。。

 

レストランは休館日でした。「休館日だけど、無料休憩所として使ってもいいよ」って書いてありました。暑い日はここで涼むのもいいですね。

 

スカイアークを出て森の方へ向かうと、ひっそりと立つ「岩茸山(白馬岩岳)山頂」の標識発見。標高1,289mです。こんなに楽をして山頂に着いたのは初めてかも。

 

 

 

 

ヤッホー!スウィング

まるで「アルプスの少女ハイジ」の気分になれるという絶景ブランコ「ヤッホー!スウィング」に向かいます。

 

おお、空いてる!天気の良い土日祝日はかなり並んで整理券が配られるとか。平日バンザイ!

混みそうな日はなるべく早めの時間がオススメとのこと。ゴンドラ降りてすぐのガイドセンターで整理券配布してるか確認してから向かうと良いそうです。

 

1回500円です(2022年7月時点)。ちなみに身長110cm以上、体重100kg未満、ウエスト100cm未満の利用制限があります。良かった乗れて(笑)

 

2分間のハイジの歌が終わるまで楽しむことができます。

乗ってみると思った以上にスリルを感じて楽しいです。極度の高所恐怖症の人は乗らない方がいいかも。ちなみに、ハーネスを装着してもらうので安全です。

 

ブランコに乗りながら自分で写真を撮るのはNGとのことでした。安全のため。スタッフさんにお願いすると写真を撮ってもらえます。

 

少し小高い場所にあるウッドデッキから、ブランコに乗っている人を眺めることもできます。

 

山登る人間からしたら「おー凄いなー」って感じの名峰の数々なんですけど、この日はずっと上空の雲が動かず少々残念な景色でした。すっきり晴れている日にまた来てみたいなと。

 

 

 

 

ねずこの森

「ヤッホー!スウィング」への道の手前で「遊歩道入口」の標識があるので、そこから「ねずこの森」へ向かいます。

 

きれいなブナ林が広がっています。「ねずこの森」を歩いている人はあまりいませんでした。

 

ペットを連れて歩くのは禁止だそうです。

 

随所にこのような案内図があります。この図によると一周に1時間30分程かかるようですが、普段から運動している人はそんなに時間かからないと思います。

 

「ハイジのブランコ」の看板がありました。以前はここにブランコがあったらしいです。

 

最低地点との標高差は100m程なので、なだらかな道がほとんどです。

 

まずは「ねずこの巨木」へ。

 

「ねずこの巨木」は予備知識なく見に行ったら、想像より大きくて歪だったので驚きました(笑)

ちなみに「鬼滅の刃」が大ブームになった頃、ここも聖地の一つとして話題になったそうです。

 

ふむふむ。

 

探索路の中間地点に東屋があります。他にも随所にベンチがあったりするので、疲れたら無理をせずに休みましょう。

 

きつつきの巣

 

うまブナ。雪の重みで馬のような形に曲がって育ったブナの木です。

 

「ねずこの兄弟」?炭治郎?

 

「ねずこの兄弟」はここかな?何本かねずこの木がありましたが、先ほどのような巨木をイメージしていたのでちょっとがっかり(笑)

 

そんな感じで気持ちの良い森をぐるっと周回して戻ってきました。森林浴したい人にはおすすめです。

 

 

 

 

マウンテンハーバー

「ねずこの森」で軽く汗をかいたので、「マウンテンハーバー」で冷たいドリンクを飲みながら景色を眺めることにしました。

 

注文は右側に行きます。食べたかった「クロワッサンサンド」が売り切れ…

 

レモネードを注文。マフィンやスコーンも美味しそうでした。

 

テラス席でレモネードを飲みながらしばらくまったり。山側に突き出たデッキがフォトスポットとして大人気。人がいない瞬間を狙って撮りましたが、実はこの写真の右に順番待ちで行列ができているという(笑)

 

スタジアムデッキ?にはクッションがあります。他にもベンチ席やイートイン席もあります。

 

「不帰ノ嶮」(かえらずのキレット)から続く雪渓(中央)と氷河に認定された「唐松沢」の雪渓(左)。

 

上空の雲は動かず、北アをすっきりと眺めることはできませんでした。この時期はなかなか難しいので、今度は秋や冬に来てみたいな。

 

 

 

 

その他

5線サウスリフト

この日は時間が無くて行きませんでしたが、昨年秋にオープンした「ヒトトキノモリ」に行ける「5線サウスリフト」。購入したチケットでこのリフトにも乗れます。

 

デイキャンプ体験エリア

マウンテンハーバーの近くにあるデイキャンプ体験エリア。さすがにここでガッツリ肉を焼いたりできませんが、チェアに腰掛けてまったりすることができます。でも人が多いときは視線が気になって落ち着かないかも。

 

スカイアークデッキカフェ

スカイアークのデッキにあるカフェでカレーを食べました。デッキではタープで日除けもできます。

 

景色を眺めながら。ラムの黒カレー美味しかったです。

 

ノアの山駅(ゴンドラ山頂駅)

他にも色々と周ってみたいエリアがあったのですが、次の予定があったのでゴンドラに乗って下ります。

 

下りも景色を眺めながらあっという間。楽しかったです。おしまい♪

 

 

 

 

白馬岩岳マウンテンリゾートの感想

全国のスキー場に共通する悩みとして、利用客が減少して収益が落ちている問題があります。雪不足という自然現象も大きいですが、ウインタースポーツを楽しむ人口が減少している社会現象による影響も大きいでしょう。ここ数年だけでも廃業に追い込まれたスキー場が多いです。

そのため近年ではウインタースポーツ以外でも集客しようと頑張っている企業や団体、自治体が増えています。今回訪れた「白馬岩岳マウンテンリゾート」はその代表的な事例の一つでしょう。スキーやスノボをやらない人でも楽しめるような設備や環境を次々に生み出し、SNSやメディアを賑わせています。

実際に行ってみたらとても楽しかったです。アクティビティを楽しむこともできるし、まったりのんびり過ごすこともできます。その人次第で楽しみ方が色々とあるのが魅力です。

今回は後立山連峰の景色がすっきり見えなかったのがちょっと残念でした。次回は秋や冬の天気が良い日に行ってみたいなと思いました。

 

なお、新潟県でも2022年8月に「石打丸山スキー場」が夏期営業をスタートするようです。中腹に展望テラスなどの施設ができるようなので、オープンしたら行ってみたいと思います。