3PEAKS

☆新潟県在住のんびり山歩き 初心者、中級者向けおすすめ登山ルート、登山口情報☆


日本三大奇景「妙義山」でハイキング(中間道コース)

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妙義山(みょうぎさん)

・標高:1,104m(相馬岳)

・所在地:群馬県甘楽郡下仁田町、富岡市、安中市

・日本三大奇景(奇勝)の一つ

・赤城山、榛名山とともに上毛三山に数えられる

・登山は通年可能(ただし夏はヒル、冬は積雪に注意)

 

 「妙義山」は群馬県の下仁田町、富岡市、安中市の境に位置する山です。数多くの奇岩があり、”日本三大奇景”に数えられます。また、赤城山と榛名山とともに”上毛三山”にも含まれる、群馬県を代表する山です。東麓に「妙義神社」、南麓に「中之嶽神社」があります。

 

妙義山では毎年のように死亡・重傷事故が発生していますが、そのほとんどは危険な鎖場が連続する山頂縦走コース(上級者向け)で起きています。今回通ったのは、妙義山の中腹を渡る「中間道コース(表妙義自然探勝路)」で、山頂には登らないハイキングコースです。一部ちょっと危険な鎖場も通りましたが、そこは通らずにハイキングだけ楽しむこともできます。

 

この日の山行記録

 

駐車場情報

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「道の駅みょうぎ」に車をとめました。春の桜、秋の紅葉の休日には大混雑する日もあるので、その場合は下図の登山者用駐車場に車をとめましょう。 

 

「登山者用駐車場」は舗装されていませんが、広くて駐車しやすいです。道の駅よりも下方にあるので、その分ちょっとだけ移動に時間がかかりますが、5分程度の違いです。

 

▼公共交通機関利用の場合▼

上信電鉄「上州富岡駅」で下車し、乗合タクシー(菅原線)で妙義神社まで50分ぐらいです。片道650円。

 

この日のコース

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道の駅みょうぎ ⇒ 妙義神社 ⇒ 大の字 ⇒ 中間道 ⇒ 大砲岩・天狗のひょうてい ⇒ 石門巡り ⇒ 車道 ⇒ 山道(近道) ⇒ 車道 ⇒ 道の駅みょうぎ

 

往復(周回)距離:10.5km

累積標高差:(上り/下り)1,700m/1,700m

標準コースタイムは、往路5時間15分+復路1時間40分の合計6時間55分です。

(往路で「大の字」を経由せずに中間道のみ歩く場合は、往路4時間5分です)

 

※往復距離と累積標高差は概測

 

道の駅みょうぎ ⇒ 妙義神社 ⇒ 大の字

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「道の駅みょうぎ」の観光案内所で登山マップをもらうことができます。これを見ると分かるとおり、妙義山というのは単独の山の名前ではなく、大きく分けると「金洞山」と「白雲山」になります。さらに、「金洞山」=「東岳」と「中之岳」、「白雲山」=「相馬岳」と「天狗岩」などを示すのですね。

 

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まずは妙義神社へ向かいます。シックな色合いの鳥居ですね。途中にお土産や軽食を販売しているお店なんかもあります。

 

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紅葉がまだ沢山残っていました。

 

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妙義神社まではいくつもの階段を登って行くのですが、お年寄りや小さなお子さんはちょっと大変そうでした。

 

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本殿手前のこの最後の階段が段数が多くて、ちょっと歪んでいる箇所もあったりして上りづらいので、右の廻り道を使うと少しは楽らしいです。

 

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本殿(拝殿)に到着。きれいな装飾です。登山前にお参り。

 

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本殿に向かって左方向に進むと、『南門』から「中間道コース」に進めます。「大の字」を経由しない場合はこちらへ進みましょう。標準コースタイムで1時間以上は短縮できます。

 

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右方向の『北門』へ進みました。

 

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北門を通って少し下りると、登山ポストがあるので登山届を出していきましょう。注意書きで「倒木のため通行不可 右手側の迂回路へ」と書いてあったので、指示通り進みました。

 

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迂回路には、ピンクリボンで目印が分かりやすく付けてありました。

 

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目印はリボン以外にも、ペンキで記されている所もあります。目印が無いとちょっと分かりづらいルートなので、確認しながら進みましょう。

 

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「大の字」に至るまでの道は、それほど整備されているわけではないので、ちょっと歩きづらい箇所もあります。

 

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長い鎖場を登って行きます。傾斜はそれほど急ではありません。

 

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長い鎖場を登りきると「大の字」の裏側に出ます。

 

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「大の字」の岩場。鎖が張られていますが、しっかりしたホールドもあります。

 

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「大の字」に到着です。見晴らしが良いです。

 

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青空で気持ちがいいです。

 

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上方には「白雲山(相馬岳)」が見えます。あっちは上級者コースで、おっかない鎖場が沢山あるので行きません。

 

 

 

大の字 ⇒ 第1見晴 ⇒ 第2見晴

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では下ります。ホールドが見えにくいので、下りる方が怖い。

 

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登山道へ戻り、案内図の右奥へ伸びている道へ進みます。「辻」と書かれている方向です。

 

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しばらく登って行くと、「辻」と呼ばれる分岐に出ます。ここから上級者コースへ行くことができますが、今回は行きません。下って中間道への合流を目指します。

 

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急坂に落ち葉&石ころ多数。転ばないように注意して下ります。

 

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狭い足場で岩を巻く箇所があるのですが、カメラが引っかかって一瞬ヒヤっとしました。

 

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ごっつい岩があり、ペンキ印に従って左から巻いて通ります。上にちょこんと載っている岩は落ちないのだろうか。。。

 

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この岩なんて、ちょっと大きめの地震があったら転がり落ちそうな感じ。群馬は大きな地震が起きないから大丈夫なのかな。

 

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色んな奇岩を楽しみながら、ようやく中間道に合流。中間道は急斜面があまりなく、のんびりと歩けます。

 

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中間道に合流してすぐに「第1見晴」があります。

 

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第1見晴からの眺め。

 

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登山道へ戻ります。

 

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青空と紅葉がきれいです。

 

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中間道は比較的安全と言っても、やはり岩山なので落石に注意が必要です。

 

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「第2見晴」が見えてきました。

 

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第2見晴からの眺め。

 

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第2見晴 ⇒ 大砲岩

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登山道に戻ります。2年前に来たときはこの分岐から左の方へ道があったのですが、崩落してしまったためか、新しい道(階段の方向)ができていました。

 

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新しい道にはしっかりした階段が設置されていました。階段でぐいぐい登って、ぐいぐい下ります。

 

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新しい階段が終わると、またなだらかな中間道に戻りました。

 

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「本読みの僧」の像。きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。自然にできた像なんだぜ。

 

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この岩の下敷きになったらアウトですね。

 

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東屋があります。東屋から車道の方へ下る道(エスケープルート?)もあります。

 

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ここから階段が沢山出てきます。

 

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細い尾根を鉄の階段で登って行きます。ちょっと古めの階段なので、壊れたら怖いなーと思いながら毎回通ります。狭いので、すれ違いがあるとちょっと嫌な箇所です。

 

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鉄の階段が終わると、その先には屈んで歩かないと通れない箇所があります。

 

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お楽しみの?岩場が見えてきました。

 

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「大砲岩」と書かれている方へ進みます。

注意書きが貼られていますが、この先の「大砲岩、天狗のひょうてい、胎内くぐり」は過去に死亡事故も起きている箇所なので、行きたくない人はこの分岐で右(石門の方向)へ曲がりましょう。

 

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では大砲岩へ向かいます。まずは鎖で下ります。

 

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なだらかでちょっと広めの場所があるので、大きな荷物を担いでいる人は、ここでデポしていくと良いでしょう。

 

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この鎖場を登ると、

 

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正面に「天狗のひょうてい」。

 

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右に「大砲岩」。

 

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左後方に「胎内くぐり」があります。

 

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「大砲岩」上からの景色。目の前に「ゆるぎ岩」と書かれたプレートが付いている細長い奇岩があります。どうやって付けたのだろう。

 

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右下方を見ると、後で行く予定の「第四石門」が見えます。石門の方から写真を撮られていて恥ずかしかったので、そそくさと戻りました(笑)

 

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続いて「天狗のひょうてい」上からの景色。

 

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絶景です!

 

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「胎内くぐり」は横に穴が開いていて(この位置から見えない)、回り込んでくぐることができるらしいのですが、わざわざ危険を冒してまでくぐる意味が分からないのでパス。

 

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見上げると「金洞山」。

 

 

 

大砲岩 ⇒ 石門巡り ⇒ 石門群登山口

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登山道に戻り、石門の方へ進みます。

 

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「第四石門」。何でこんな形になってしまうのでしょう。自然は凄いですね。

 

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第四石門の前には、東屋やテーブル・ベンチが設置されている広場があります。休憩するにはとても良い場所です。

 

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第四石門を表から見るとこんな感じ。先ほど乗っていた「大砲岩」も見えます。

 

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広場の先に分岐があり、右上の方へ進むと「中之嶽神社」へ行けます。石門巡りをしたいので、左下方へ進みました。

 

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下っている途中で「第三石門」に寄ることができますが、面白くないので今回はパス(あくまで個人の見解です)。

 

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ここの分岐から”石門や鎖場を通らない道”に行くこともできます。

 

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「第二石門」の「つるべ下がり」。

 

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第二石門の穴は足元が極狭なので、下手に足を突っ込むと抜くのに苦労します(笑)

 

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石門を通過したら、「たてばり」を下ります。

 

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「カニの横ばい」。 剱岳に比べたらだいぶ可愛らしいですが、慎重に渡ります。

 

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物凄い絶壁の下を歩きます。

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その後、第一石門は普通に通過。

 

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後はのんびり歩いて下るだけ。途中に「カニの小手調べ」という初心者向けの鎖場もありますが、寄らずに通過。
 

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石門群登山口に着きました。 道路向かいに見える建物は、無料休憩所です。

 

 

 

石門群登山口 ⇒ 道の駅みょうぎ

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復路は主に車道を歩いて行きます。

 

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ひたすら車道を歩いて行くこともできますが、途中に山道を通る近道があります。

 

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民家のような建物の前を通るので、最初は「え?ここ通っていいの?」と思いました(笑)

ちゃんと標識が立っていますし、「妙義山登山マップ」にもコースとして載っているので大丈夫です。

 

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「大人場(おにんば)」というポイントがあります。中間道の中程にある東屋から下ってくるとここに出ます。

 

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山道が終わり、再び車道に出ます。

 

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そこからはまた車道をテクテク下って行きます。

 

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ここで左に曲がります。まっすぐ進むと「もみじの湯」があります。

 

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ここを下ると「道の駅みょうぎ」に到着です。おしまい。

 

妙義山(中間道)の感想

妙義山は色々なコースと楽しみ方があるので、初心者から上級者まで幅広く人気のある山です。山頂を縦走する上級者コースは、先述したように毎年のように死亡事故が発生しているので、あまりおススメしたくありません。大抵の高所・鎖場は経験済みで、長い鎖場で自分の体重を支えられる筋力(上・下半身)を持っている人でなければ行かない方がよいでしょう。

 

今回通ったコースでも、「大砲岩」等の箇所も死亡事故が発生したことがあるので、自信の無い人は寄らない方がいいでしょう。中間道や石門を巡るだけでも十分に楽しめると思います!

 

 

下山後に立ち寄った温泉

「道の駅みょうぎ」のちょっと上方にある「もみじの湯」にいつも立ち寄ります。露天風呂から妙義山を眺められます。食事処、休憩所もあってのんびりできます(ただし3時間制)。

 

この日使用した主な道具

BLACKDIAMOND(ブラックダイヤモンド)  クラッググローブ

鎖を何度も掴むので、グローブをしていると手を保護できるし、滑り止めが効いて鎖を握りやすいです。

 

サロモン TRAIL20

超軽量バックパックです。今回のように鎖場や狭い箇所を通過する場合は、なるべく荷物を減らしてコンパクトな装備で行きたいので、この位でちょうど良いです。

 

サロモン(SALOMON) X ULTRA 3 MID GTX

サロモンの軽量トレッキングシューズ。片足重量450g(27.0cmの場合)と軽いです。

 

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