
安達太良山(あだたらやま)
・標高:1,700m
・所在地:福島県福島市、二本松市、郡山市、安達郡大玉村、耶麻郡猪苗代町
・日本百名山、新日本百名山、花の百名山、うつくしま百名山
・「沼ノ平」の爆裂火口は大迫力
・紅葉の名所としても有名
麓の紅葉はこれからの10月中旬ですが、「安達太良山」はそろそろ見頃かなと思って登ってきました。
ただし、この時期の安達太良山は紅葉目当ての登山者&観光客で激混み必至。何せ中腹までロープウェイがありますので。
ということで、混雑を避けるためにロープウェイ方面のコースを避けて登ってきました。現在、「くろがね小屋」の建て替え工事のため、小屋前を通るコースは平日通行止め。土日祝日限定で通ることができます。
※安達太良山は活火山です。活火山に登る際は、念のため警戒レベル等を直前に確認しましょう ⇒ 火山登山者向けの情報提供ページ(気象庁)
▼その他の安達太良山登山はこちら▼
駐車場情報

「あだたら高原リゾート」の広大な駐車場を目指します、混雑日なので登山口に近い第1駐車場は有料(1台1,000円/2024年時点)。大して歩かないので、無料の第2駐車場を利用しました。
この日は到着が遅れ、8時半頃に駐車場到着。第2駐車場が既に9割がた埋まっていたのでビビりました(笑)
なお、夜間の駐車は禁止されているので車中泊はできません。
この日のコース

あだたら奥岳登山口 ⇒ 烏川橋 ⇒ 八ノ字 ⇒ 勢至平分岐 ⇒ くろがね小屋 ⇒ 峰ノ辻 ⇒ 分岐 ⇒ 安達太良山 ⇒ 峰ノ辻 ⇒ 勢至平 ⇒ 勢至平分岐 ⇒ 八ノ字 ⇒ 烏川橋 ⇒ あだたら奥岳登山口
往復(周回)距離:12.2km 累積標高差:(上り)770m (下り)770m
標準コースタイムは、上り3時間30分、下り2時間10分です。
※往復距離と累積標高差は概測
あだたら奥岳登山口 ⇒ 勢至平分岐 ⇒ くろがね小屋

第2駐車場からテクテク歩いてロープウェイ山麓駅の建物へ。トイレをお借りしました。飲料を忘れた人は、ここにある自販機で購入できます。

この日はロープウェイを使わないコースです。「奥岳の湯」の前を歩いて行きます。

この分岐を右手に進むと「あだたら渓谷自然遊歩道」。ただし、2022年の大雨で橋などが流され、それ以降現在までも遊歩道は通行禁止になっています。


序盤は緩やかな道が続きます。

途中にある分岐で左へ進むと「薬師岳」経由でロープウェイ利用者と合流するコースです。右へ進みます。

少し進むと「烏川橋」。

「あだたら渓谷自然遊歩道」は通行禁止。
↓夏の記事ですが、「あだたら渓谷自然遊歩道」を通った時の様子を載せています。

この先は二通りのルートがあります。なだらかだけど距離が長くなる単調な砂利道歩きの「馬車道」と、急登箇所もある土の道だけど距離が短い「旧道」。

最初は「馬車道」が混んでいたので「旧道」へ。滑りやすい箇所もあるので注意です。

途中で「旧道」の方が混んできたので「馬車道」へルート変更。「旧道」と「馬車道」は何か所か合流地点があるので、気分によってルートを替えながら進むのも良いでしょう。


もうすぐ「勢至平分岐」。

「勢至平(せしたいら)分岐」に到着。勢至平コースは、「峰ノ辻」まで短い距離で進むことができます。土日は「くろがね小屋」工事をやっていないので、「くろがね小屋」を経由する道なりのコースを進むことができます。

往路は道なりに進んで「くろがね小屋」へ。

徐々に「鉄山」が近づいてきます。

この日は中腹の紅葉がきれいでした。緑と赤と黄が混在しているのが好きです。

「くろがね小屋」へ下る道から見た紅葉と「鉄山」の景色。結局、この日はここから見た紅葉が一番でした。

「くろがね小屋」が見えてきました。

途中に携帯トイレブースがありました。小屋が閉鎖されているので、不安な人は携帯トイレを持って行きましょう。

「くろがね小屋」に到着。工事中のため、中に入ることはできません。

小屋前で景色を眺めながら少し休憩。景色を眺めながら気になったのですが、写真中央にある巨岩が転がって落ちてきたら怖いなー。
くろがね小屋 ⇒ 峰ノ辻 ⇒ 安達太良山山頂

「くろがね小屋」周辺の紅葉もきれいでした。

少し休憩できたので先へ進みます。「立入禁止」の看板手前から左へ。

ようやく登山道らしくなってきました。




どこを見ても広大で良い景色が広がっています。

「峰ノ辻」分岐に到着。ここでいくつかのルートに分かれます。

「鉄山」、「矢筈森」方面へ。段々人が増えてきました。

「牛の背」の分岐。

沼ノ平の爆裂火口です。いつ見ても凄い迫力です。

超広角で撮影してみました。沼ノ平は立入禁止ですが、その外側をグルっと周回することができます。

少し小高い場所があるので、登ってみました。

そこから眺める爆裂火口。

もう一つ分岐を経て安達太良山山頂(乳首)方面へ進みます。

なだらかな稜線歩き。風が強いです。登っている途中で脱いだアウターを着直します。

麓を見下ろした景色も素敵です。

沢山の人が集まる山頂へ。

山頂下に到着。凄い人数が列を作って乳首に登っています。行列が苦手なので、今回は(今回も)乳首に登らず。
安達太良山山頂 ⇒ 峰ノ辻 ⇒ 勢至平 ⇒ あだたら奥岳登山口

山頂付近の混雑を避け、少し下方の場所で休憩。麓の景色が良く見えます。

いつかは登ってみたいと思いながら未踏の「和尚山」。稜線上から眺める紅葉がとても良いそうです。チラっと猪苗代湖も見えます。「磐梯山」は雲に隠れて見えず。

二本松市でしょうか。麓の景色も良く見えます。

福島市方面。

景色を堪能したので下山します。次から次へと登ってくる人が途切れません。

下山も混雑を避けて、「峰ノ辻」へショートカットできるルートを選択。

他のメインルートと異なり、人がほとんど歩いていない(笑)

水が流れる沢沿いだけ明るい緑色をしているのが面白い。

「峰ノ辻」に戻ってきました。かなり時短になりました。

『岳↑』と書かれた岩の先に進む「勢至平」コースで下山。


往路でも感じましたが、やはり中腹の紅葉が良かったです。


休憩ポイント。

「鉄山」の荒々しい山肌と紅葉が良いです。

山頂方向を振り返る。


途中まで紅葉を楽しみながらのんびり下りました。

でも途中からはずっと泥道が続き悪戦苦闘。コケないように慎重に下山しました。

ようやく「勢至平分岐」に戻ってきました。

砂利道のんびり歩きに復帰。泥道歩きの緊張から解放されてホッとしました(笑)

途中から旧道も使いましたが、下りでは滑りやすい箇所も多いので、疲れている人は避けた方がよいかもしれません。

色々とすっ飛ばして、あだたら高原に戻ってきました。

下山後は一番近い「奥岳の湯」へ。当然ながら激混みでした...でも汗を流せてさっぱりしただけで自分は十分。ゆっくり浸かりたい人は、麓の方の「岳温泉」街に行くとよいでしょう。

無事に駐車場まで戻ってきました。おしまい。
紅葉時期の安達太良山の感想
何度も登っている安達太良山ですが、天気の良い紅葉時期に登るのは初めてでした。過去の紅葉時期は天気が悪かったので、紅葉していてもあまり景色を楽しめませんでした。というか、ガスでほとんど見えず。
今回は紅葉こそあまり進んでいなかったものの、青空で遠くの景色も楽しめたのでとても良かったです。また、鉄山や勢至平付近の紅葉はとてもきれいでした。
なお、紅葉時期の天気の良い土日はとても混雑するので、今回のようにロープウェイを使うコースを避けるのもお勧めです。工事が終了するまでの平日は「くろがね小屋」前を通るルートが通行止めになるのでご注意ください。
▼その他の安達太良山登山はこちら▼
下山後に立ち寄った場所


以前から行きたかったソースカツ丼の名店「柏屋」さんでちょっと遅めのお昼ご飯を食べました。ここでも凄い待ち人数。呼び出しブザーの受信機を渡されて外のベンチや車内で待機できます。
自分が注文したのは「あいもり丼」で、ロースとヒレ両方楽しめます。美味しかったです。
この日使用した主な道具
THE NORTH FACE ベンチャージャケット
薄手の軽量ジャケットです。ちょっと雨が降った時もこれでしのげます。
BLACKDIAMOND(ブラックダイヤモンド) クラッググローブ
岩や木々を掴むような急坂が多い山では手を保護できるしっかりとしたグローブがあると良いです。
東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付
簡単にONとOFFを切り替えられ、カラビナもついているので便利です。音はガチャガチャしておらず、余韻の残る澄んだ音色です。