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ステーキを食べに?長岡市小国町から「八石山」へ(婆石コース)

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八石山(はちこくさん)

・標高:518m(中八石山)

・所在地:新潟県長岡市、柏崎市

・八石山は、「上八石」と「中八石」、「南条八石(下八石)」の三峰からなる

・山頂は広くないが眺望がよく、ベンチがいくつか設置されている

・例年11月~3月は積雪期となる

 

「八石山」は、新潟県中越地方の柏崎市と長岡市の境にある里山です。主に「上八石」と「中八石」、「南条八石(下八石)」の三峰からなります。

以前、柏崎市から登る「南条八石山」を紹介しましたが、今回は長岡市小国から登る八石山最高峰の「中八石山」の紹介です。登山口手前にある「ステーキハウス八石」へ行く口実に?「婆石コース」で登ってきました(笑)

 

※「ステーキハウス八石」は2022年5月をもって閉店したそうです。お気に入りのお店だったのでとても残念です。

 

 

 

駐車場情報

「ステーキハウス 八石」を目指します。長岡市街方面から行く場合でも、少し遠回りになりますが「八王子トンネル」を経由して行くと良いです。「田代小国線」を山沿いに走るとくねくね細い道が続くので結構大変です。

※「ステーキハウス八石」は2022年5月をもって閉店したそうです。お気に入りのお店だったのでとても残念です。

 

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駐車場は「ステーキハウス 八石」手前の坂の途中にある登山者用駐車場を利用します。

 

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駐車場には約10台は駐車可能です。

 

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上にあるお店周辺はお客さん専用なので、登山者は下の登山者用に駐車しましょう。

 

この日のコース

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駐車場 ⇒ 登山口 ⇒ 婆石 ⇒ 分岐 ⇒ 山頂(中八石) ⇒ 分岐 ⇒ 婆石 ⇒ 登山口 ⇒ 駐車場

 

往復距離:4.4km

累積標高差:(上り/下り)450m/450m

このコースでの駐車場~山頂の標準コースタイムは、上り1時間30分、下り1時間10分です。

※往復距離と累積標高差は概測

 

 

駐車場~分岐(婆石展望小屋跡)

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登山者用駐車場から舗装路を歩いてステーキハウスへ向かいます。

 

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まだオープン時間前の「ステーキハウス八石」です。その左横を通って進みます。

 

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すると奥に登山口があります。右手にあるのはトイレ棟ですが、入口に板が張り付けてあって入れませんでした。3年前に来たときは利用できたのですが...トイレは事前に済ませてから来た方がよいですね。

 

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そのトイレ棟には八石山案内図が掲示されています。この案内図を見るとあっという間に山頂へ着きそうですが、実際はそれなりに時間かかります(笑)

 

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この小さな鳥居?をくぐってスタート。

 

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序盤は緩やかな登りから始まります。

 

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少し下って林道と合流します。実はここまで林道を歩いてきてもほとんど距離的に変わりません。

 

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先ほどのトイレ棟の案内図よりも詳細なルート図があります。危険個所なども書かれているので参考に見て行きましょう。

 

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林道を進むと右手に登山道が伸びています。

 

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小さいですが「越後カントリートレイル」の標識が目印です。ここ「八石山」もコースに含まれています。2021年も残念ながら感染拡大防止のため2年連続で中止となってしまいましたが、来年は開催されることを祈っています。

 


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ここから本格的に登山道の様相。

 

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早朝に降った雨で滑りやすくなっていますが、まだここら辺は大丈夫。

 

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樹林帯が続きますが、時々見晴らしの良いポイントもあります。

 

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「婆石」が近づいてきました。

 

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左手奥に見える岩が「婆石」だそうです。

 

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この婆石に鬼婆が潜んでいたとのこと。怖いですね~。

 

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「婆石」を過ぎた辺りから分岐まで急登が続きます。

 

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足だけで登るのはちょっと厳しい箇所もあります。トレッキングポールを使う人も、しまって手を使って登るとよいです。ロープが張られているので、不安な場合はロープを使いましょう。

 

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特に雨が降って登山道が濡れている場合は滑りやすい道なので、下りではロープがとてもありがたいです。

 

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滑りやすい急登が終わってなだらかになりました。

 

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と思ったら再び現れる滑りやすい急登。山あるある。

 

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婆石展望小屋跡の分岐に着きました。

 

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以前ここには展望小屋(展望台)があったそうなのですが、中越地震の影響で壊れてしまったので撤去されたそうです。今は当時の看板だけが残っています。

 

 

 

分岐(婆石展望小屋跡)~八石山(中八石)山頂

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ボロボロの標識に従って、中八石方面へ進みます。まずは少し下ります。

 

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少し滑りやすいので注意。

 

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でも婆石~分岐の急坂に比べたら大したことありません。途中はなだらかな道が続きます。

 

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見晴しもなかなか良いです。

 

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山頂手前の急登。ぱっと見、どれがロープでどれが木の根なのか分からない(笑)

 

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八石山(中八石)山頂に到着。標高518mです。山頂にはベンチがあります。

 

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山頂標識だったらしいものは何年も前からただの棒と化しています。

 

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その代わりにこれが山頂の標識代わり。緊急マイクロ波中継反射板があったそうです。ちなみに中八石山の山頂にも展望小屋(展望台)があったそうなのですが、それも地震の影響等で壊れてしまい撤去されたそうです。

 

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南条八石山頂と比べて広くはありませんが、見晴らしは良いです。

 

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刈羽黒姫山がけっこう近くで良く見えて存在感があります。

 

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南条八石山が見えます。山頂の小屋や人の姿も見える距離です。この日は行きませんでしたが、南条八石山~中八石山の標準コースタイムは片道40分(往復1時間20分)です。

 

 

下山~ステーキハウス八石

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そろそろお腹が空いてきたので下山します。

 

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「ステーキハウス登山口」と書かれています(笑)ちなみに右の方へ行くと南条八石山方面です。

 

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分岐に戻ってきました。壊れた標識が残念な感じ。許されるなら木材と道具を担いできて修復したい(笑)

 

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そして再び滑りやすい急坂です。あまりにも滑るので下山ではロープを使わせてもらいました。

 

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「婆石」まで下りてくるとだいぶ楽になります。

 

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あとはのんびり下山して林道と合流。

 

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帰りは林道をそのまま歩いて戻りました。

 

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駐車場に戻って靴を履き替えたら、本日のメインへ。

 

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ジャンボハンバーグの和風セットを注文。友人のはステーキでしたが、痛恨のミスで見切れてしまいました...

運動後の肉は美味いですね~。運動後じゃなくても美味しいですが(笑)

 

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セットについてくる地元産の山菜盛り合わせも美味しいです。

 

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テラス席で心地よい風を感じつつ景色を眺めながら食べることができました。おしまい。

※「ステーキハウス八石」は2022年5月をもって閉店したそうです。お気に入りのお店だったのでとても残念です。

 

中八石山の感想

「中八石山」は八石山の最高峰にも関わらず、「南条八石山」と比べて登る人が少ないです。滑りやすい急坂ポイントがあったり、途中にベンチなどもありません。

でも、下半身だけでなく上半身も使ったちょっとアクティブな登山をしたい人にはこちらの方がおススメです。手を保護するためにグローブを持って行くと良いでしょう。

 

 

下山後に立ち寄る温泉

すみません、この近くに良い日帰り温泉を知りません。どなたかご存知でしたら教えてください(笑)

 

この日使用した主な道具

BLACKDIAMOND(ブラックダイヤモンド)  クラッググローブ

グローブをしていると手を保護できるし、滑り止めが効いて鎖やロープを握りやすいです。

 

サロモン TRAIL20

超軽量バックパックです。荷物の少ない日帰りトレッキングの場合やランにも使えます。

 

東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付

簡単にONとOFFを切り替えられ、カラビナもついているので便利です。音はガチャガチャしておらず、余韻の残る澄んだ音色です。