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加茂市の名山!「猿毛岳」

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猿毛岳(さるげだけ)

・標高:326m

・所在地:新潟県加茂市

・山頂には小屋とベンチがある

・低山だが、山頂からの眺めはとてもよい

・例年12月下旬~2月までは積雪期

 

加茂市の山と言えば、「粟ヶ岳」の加茂コース(中央登山道)が有名ですが、「猿ヶ岳」も低いながらもとても素敵な山です。4月の暖かい日に登ってきました。

 

 

駐車場と登山口情報

登山口と駐車場の場所は、県道9号長岡栃尾巻線から「日吉社」に向かって橋を渡ったところにあります。駐車場は狭く、5台くらいしか停められません(拡大する予定があるとか無いとか)。

※満車だからといって、集落の道などに勝手に停めてはいけません

 

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県道9号から橋を渡ってきたところで振り返るとこんな感じ。橋はすれ違いできない細さなので、対向車がいる場合は譲り合って渡りましょう。

 

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橋を渡って右手に小さな案内標識が立っているので、その方向に右折します。

 

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右折してきたところを振り返ったところ。一本だけそびえ立つ木も目印になります。

 

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猿毛岳駐車場です。

 

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駐車場から見た加茂川

 

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「加茂川に転落注意」!

フェンスなどが無いので、アクセルとブレーキを踏み間違えると確かに落ちてしまうかも(笑)

 

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駐車場には1基だけ仮設のトイレがあります。

 

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登山口です。案内図、ストック、靴洗い場があります。

 

▼公共交通機関を利用する場合▼

「JR加茂駅」から加茂市民バス(猿毛・西加茂西部線)に乗車します。「猿毛」で下車し、登山口まで徒歩10分です。

 

この日のコース(ピストン)

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駐車場 ⇒ 山頂 ⇒ 第1展望台 ⇒ 山頂 ⇒ 駐車場

 

往復距離:3.8km 累積標高差:(上り、下り)410m

尾根コースの標準タイム(ピストン):登り約1時間+下り約0.5時間

(沢コースに周回した場合の下山コースタイムは約1時間)

 

※往復距離と累積標高差は概測

 

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コース案内図です。周回できますが、今回は「尾根コース」のピストンにしました。

 

 

 

駐車場 ⇒ 猿毛岳山頂

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登山者数を数えるボードが設置されているので、正の字を書き足していきましょう。

一応、熊鈴も鳴らしながらスタートしました。

 

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階段をトコトコ登っていきます。

 

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すぐに「日吉社」が見えてきます。

 

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本殿の右横に登山道が続いています。

 

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山頂の山小屋への「薪の荷揚げ協力お願い」。ビニール袋を持ってきていたので、そこに薪を3本入れて持っていきました。

 

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最初は杉林の中を歩きます。大きな杉が沢山あります。

 

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階段が続きます。

 

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しばらく登ると竹林が現れます。ここら辺から勾配がきつくなってきます。

 

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低山だと思ってガンガン登っていたらバテてしまいました。のんびり登りましょう。

 

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ようやく傾斜が緩くなり、尾根道が見えてきました。

 

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尾根道に出たところ。この時季(4月)は木々にまだ葉がついていないので奥の方に麓の景色が見えます。

 

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尾根に出て光と風が入ってきました。

 

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”とるのは「写真」だけ 残すのは「足あと」だけ”

 

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ふと右を見ると、まだ冠雪している高い山々が見えます。

 

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穏やかな尾根歩きが続いて気持ちいいです。

 

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山頂と小屋が見えてきました。

 

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猿毛岳山頂に到着です!小屋とベンチがあります。

 

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山頂に着いたら鐘も鳴らしておきましょう。登山道にもいくつかあったので、全部鳴らしておきました(笑)

 

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小屋の中はこんな感じ。ストーブもあります。

 

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荷揚げした薪は小屋の裏に積み上げます。既に沢山の薪がありました。

 

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角田山、弥彦山方面。

 

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粟ヶ岳、白山方面。

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守門岳の雪庇が見えます。

 

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「小屋の近くで用を足さないで、するんだったら奥の方のリフト跡ら辺でしてね」ってことらしいです(笑)

 

 

 

山頂 ⇔ 第一展望台 ⇒ 駐車場

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この日はピストンでしたが、第1展望台まで足を延ばしてみました。

 

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旧スキー場のリフト跡です。先ほどの注意書きではこの辺で用を足すようにとあるので、近づくと地雷があるかもしれません(笑)

 

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第1展望台に到着です。もうちょっと進むと第2展望台もあります。どちらも周回コースで通ります。山頂が混んでいる場合は、ここで休憩するのもおススメです。

 

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第1、2展望台からは朝日、五頭、飯豊、菅名などが見えます。(第1からはあまり見えないかも。。。)

 

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景色を堪能したので、山頂へ戻ってお昼ご飯にします。

 

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とても暖かい日だったので、小屋の外でお昼を食べました。

 

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肉野菜炒め(具材は家でカット)を作って食べました。白飯は山で炊くと面倒なので、家で炊いてきたのをタッパーで持ってきました。キャンプの時はメスティンで白飯を炊くこともあります。

 

器は軽くてコンパクトに折りたためるFozzilsのものを良く使います。特にテント泊の時などは便利です。

 

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さて、ご飯も食べて満足したので、登ってきた道を下山します。時間がある場合は、周回コースで下山した方が坂がなだらかかもしれません。

 

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でも歩きやすい道なので、普通に歩けば下山も問題ありません。

 

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カナヘビかな? 

 

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日吉社まで戻ってきました。

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下山しました。洗い場で靴の泥を落とせます。とてもありがたいです。

 

猿毛岳の感想

猿毛岳は低山ながらも山頂や展望台からの景色が素晴らしく、年間通して登られる素敵なお山です。ちょっと駐車場が分かりにくかったり、狭かったりするのが難点ですが...

休日の10時~13時位は駐車場が満車のことが多いので、それ以外の時間か、平日に行くことをおススメします。

 

下山後に立ち寄る温泉

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この日はあまり汗をかかなかったので温泉に寄りませんでしたが、寄る場合は 加茂 美人の湯 です。粟ヶ岳の加茂コースに登った時もよく利用します。

ただし、下越方面へ帰宅する人の場合はちょっと逆方向になってしまいます。

 

この日使用した主な道具

Fozzils ソロパック

軽くてコンパクトに折りたためるFozzilsの食器。特にテント泊の時などは便利です。

 

SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウィンドマスター

風や寒さに強いガスバーナーで冬でも重宝します。

 

 snowpeak チタンダブルマグ 300 フォールディングハンドル

 ダブルウォール構造で熱を伝えにくくなっており、温かい飲み物は冷めにくい。冷たい飲み物は温くなりにくく、結露も出にくい。チタン製のため軽量。