高田城址公園(たかだじょうしこうえん)
・「高田城」は別名「鮫ヶ城」と呼ばれる
・新潟県指定史跡、続日本100名城
・公園の桜並木はさくらの名所100選、日本三大夜桜の一つ
・三重櫓は1993年(平成5年)に復興されたもの
・夏にお堀に咲く蓮の花は東洋一と言われる
「高田城」は新潟県上越市にあった城で、松平忠輝の居城として築かれた平城です。新潟県指定史跡や続日本100名城に選定されています。現在はその城跡が公園として整備され、市民の憩いの場として人気です。
春には公園周辺も含めて約4,000本の桜が花を咲かせ、観桜会には県内外から多くの人が訪れます。観桜会開催中には三重櫓ライトアップやボンボリの灯りに照らされ、”日本三大夜桜”にも数えられます。
2022年は大雪の影響からか例年より開花が遅くなり、予定されていた観桜会の期間が延長されました。その後、気温が急に高まったことで週末に一気に開花。満開に近いと聞いたので夜桜を観に行ってきました。
高田城址公園の場所とアクセス方法
住所:〒943-0835 新潟県上越市本城町44-1
観桜会開催期間中は公園内の駐車場は利用できないので、あちこちに設置される臨時駐車場を利用します。ただし、この臨時駐車場も土日などは大混雑するため、駐車場待ちの車の行列ができたりするぐらいです。
この日は日曜、さらに夕方に来たので臨時駐車場は大混雑。一番遠い臨時駐車場も満車だったので、高田駅近くの私営の有料駐車場に車をとめました。そこから徒歩15分ぐらいで公園に着きます。
公共交通機関を利用するのもおすすめです。
西堀橋~極楽橋~三重櫓
高田駅近くの駐車場から歩いて公園に向かいました。その途中の青田川沿いの桜もきれいに咲いていました。
城址公園の外堀。
朱色の「西堀橋」を渡っていきます。
夏には東洋一と言われる蓮の花が咲き誇るお堀。二番や三番がどこなのか分かりませんが、素晴らしいのは確か。遠くに「火打山」や「妙高山」も見えました。
徐々に暗くなり月もハッキリと見えはじめました。
「極楽橋」を渡って「三重櫓」へ行ってみます。
新型コロナ以前より少ない気がしましたが、屋台も沢山出ていました。
「三重櫓」。観覧時間は終わっていたので中には入れませんが、高い所に登ってみたくなるのは山ノボラーあるある。
高田城の三重櫓は明治時代に消失してしまい、現在は1993年(平成5年)に再建されたものらしいです。
少し小高い場所から眺めてみました。
高田城に石垣はなく土造りです。
三重櫓に入れたらもう少し高い場所から眺められたのですが、観覧時間に間に合わなかったので残念ですが下ります。駐車場探しでロスした時間が痛かった(笑)
三重櫓~さくらロード
下りて三重櫓をぐるっと眺めてみることにしました。
内堀の水面に反射する桜とぼんぼりの灯りがきれいです。
斜めから。
三重櫓と桜と噴水。色んな角度から見てみるのも楽しいですね。
「極楽橋」まで戻ってきました。一通り周ったので、最後に枝垂れ桜を観て帰ることにします。
花見横丁でお団子を買って食べました(写真撮り忘れ)。
桜と月。
「さくらロード」は感染対策と混雑回避のため片側通行。
「忠霊塔」前の枝垂れ桜。見事に咲き誇っていました。
外堀まで戻ってきました。
きれいな夜桜を楽しめて大満足でした。おしまい♪
高田城址公園観桜会の感想
数年ぶりに訪れた高田城址公園観桜会でしたが、綺麗な夜桜を楽しむことができて大満足でした。2022年の観桜会は序盤は強風で中止になったり、桜がなかなか開花せずに期間が延長されたりとやきもきしていましたが、この日は見事な咲きっぷりでした。
この記事を書いている時点で早くも散り始めという情報なので、楽しめるのは観桜会終了日の今週末まででしょうか。ライトアップされた夜桜は多少の雨ならまた風情があって楽しめると思います。また、散り始めると桜吹雪がきれいですし、水面に浮かんだ沢山の桜の花も楽しめますね。
この日使用したアイテム
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